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パルス電磁場刺激がヒト正常破骨細胞様細胞の細胞増殖因子に与える影響

Research Project

Project/Area Number 16791199
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionNagoya University (2005-2006)
Health Sciences University of Hokkaido (2004)

Principal Investigator

八島 明弘  名古屋大学, 大学院医学系研究科, 助手 (90316266)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywordsパルス電磁場刺激 / ヒト正常破骨前駆細胞 / BMP / ノーザンブロット法 / ドットブロット法 / ウェスタンブロット法 / 破骨細胞様細胞
Research Abstract

本研究ではヒト正常破骨前駆細胞システムにより破骨細胞様細胞に分化させた細胞を用いてPEMFsが破骨細胞様細胞のBone morphogenetic protein(BMP)の遺伝子発現に対する影響を検索するとともに遺伝子発現に最適な磁場強度の検索、遺伝子発現の時期及び量を定量的に評価してきた。前年度にノーザンブロット法にてBMP-5の遺伝子発現の有意差を認めることが出来なかったが、Total-RNA抽出法からpoly-Aカラム法にてmRNAを直接抽出することによって、BMP-5の遺伝子発現量に有意差を認めることが出来た。その結果、最適なパルス電磁場刺激条件である磁場強度0.3mT、周波数100Hz、パルス幅25μsecの条件で48時間後にコントロール群に対しもっともBMP-5の遺伝子発現が刺激されていた。パルス電磁場刺激によってBMP-2,4,5の遺伝子発現をコントロール群に対し有意に刺激されていることを確認してきたが、今回はパルス電磁場刺激がBMP-2,4,5の遺伝子発現とどのようにかかわっているかその情報伝達経路を検索した。パルス電磁場刺激はメカニカルストレスの一種でありプロスタグランディンE2の関りを検索するために、COX-2選択的阻害薬であるNS-398(シグマ社)を用いて検索した。NS-398によってパルス電磁場刺激によるBMP-1,4,5の遺伝子発現量を濃度依存的に抑制することができた。この結果より、ヒト正常は骨細胞様細胞におけるBMP遺伝子発現メカニズムのひとつとしてアラキドン酸カスケードのCOX-2を介した反応であることを確認した。この結果より、メカニカルストレスが骨代謝にかかわるという1つのエビデンスとなると思われる。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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