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インプラント埋入におけるビスフォスフォネート局所間歇投与の効果

Research Project

Project/Area Number 16791205
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 補綴理工系歯学
Research InstitutionShowa University

Principal Investigator

田中 晋平  昭和大学, 歯学部, 助手 (40365705)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywordsインプラント / ビスフォスフォネート / 骨組織
Research Abstract

インプラント周囲骨の長期にわたる慢性的吸収や,インプラント埋入術直後の急激な骨吸収など,治療を失敗に至らしめるような骨吸収を抑制することは予後の安定に重要な事項である.近年,ビスフォスフォネートの強力な骨吸収抑制効果に着目し,インプラントへの応用を試みた研究が行われており効果が明らかになってきている.しかし,局所投与における効果は十分に明らかになっておらず,最適な投与法を確立することは重要である.本研究ではウサギ大腿骨にインプラントを埋入し,ビスフォスフォネートを埋入直後より局所に少量を投与後,組織形態計測にて検討を行い,その効果を明らかにする.
方法としては,体重約3.5kgの雄性日本白ウサギの両側大腿骨に直径3.3mmのインプラントを埋入し以下の群に分けた.
Cont:埋入後に生理食塩水を週1回局所投与する群(対象群)
BP:埋入後にビスフォスフォネートを週1回局所投与する群
術後12週間飼育し,エーテル過量投与にて屠殺し,大腿骨から切り出した試料を,通法に従って固定・脱水し,樹脂にて包埋した.
試料をインプラント体中央部で切断,研磨後,カーボン蒸着処理を施し,走査電子顕微鏡で反射電子像を撮影した.得られた像について,インプラントと新生骨の接触率を計測した.
反射電子像より,すべてのインプラント体は骨と密に接触しており埋入術は成功していた.両群ともに皮質骨の穿孔部付近からインプラント体に添って新生骨が誘導されていたが,BP群に比較的多くの新生骨が認められた.また,BP群においてはインプラント体先端付近の皮質骨からインプラント体に添って新生骨が誘導されていたが,Cont群ではこのような現象は認められなかった.
また,インプラントと新生骨の接触率は,BP群において有為に高値を示した.
本研究によりビスフォスフォネートの局所投与は,インプラント周囲骨の吸収抑制に効果を認めることが示された。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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