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血管内皮前駆細胞を利用した顎骨再生に関する研究

Research Project

Project/Area Number 16791236
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Surgical dentistry
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

西口 浩明  名古屋大学, 医学部附属病院, 助手 (00335043)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2004: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Keywords血管内皮前駆細胞(EPC) / 未分化間葉系幹細胞(MSC) / 骨再生 / 血管再生 / 再生医療 / コラーゲン / 末分化間葉系幹細胞(MSC) / 血管形成 / 血管内皮前駆細胞 / EPC / 未分化間葉系幹細胞 / MSC
Research Abstract

本研究は、骨再生の際に問題となる再生組織への血流を確保するために,血管内皮前駆細胞(EPC)を用いる可能性について検討するものである。実験方法として,EPCと未分化問葉系幹細胞(MSC)の2種類の培養細胞を組み合わせてヌードマウス皮下へ移植し、摘出したサンプルにおける骨の占有率および微小血管の評価を行った。骨再生,および血管新生とも,コントロール群と比較してEPC群で有意に上昇していた。平成18年度は、同サンプル(n=6、コントロール群、EPC群)について再生された骨の定量的評価を追加し,再生組織の深さについて検討を行った。摘出したサンプルの表層からサンプル中に再生した骨組織までの距離をそれぞれ計測したところ、コントロール群と比較してEPC群にて約1.3倍骨の厚みが増加していることが分かった。このことから、EPCを添加することにより、表層における微小血管の形成に伴う血流増加がおこり、再生された骨の厚みに影響を与えることが示唆された。しかしながら,摘出したサンプルにおける骨占有率と骨の厚みおよび微小血管形成度(capillary score)間に相関関係があるか統計学的に検討したところ、現在のn数ではcapillary scoreと骨形成(占有率、厚み)には相関関係を認めなかった。今後はサンプル数を増やし、3者間に相関関係についてさらに検討していく必要があると思われる。
これまでの本研究結果から、EPC群の骨形成量の増加は、EPCそのものによる直接的な骨分化誘導作用ではなく、血管形成に伴う血流増加によるものではないかと考えられた。今回血管新生と骨再生との直接的な相関を得るには至っておらず,今後詳細な検討が必要と考えられた。
本研究結果については、既に学会発表を行い(国内、海外)、英文雑誌へ論文投稿中である。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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