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縫合部拡大後の治癒過程におけるbFGF局所投与法の確立

Research Project

Project/Area Number 16791308
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Orthodontic/Pediatric dentistry
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

木下 尚一  福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (30369045)

Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywords創傷治癒 / bFGF / 拡大 / ラット / 再生
Research Abstract

矯正治療時に急速拡大装置を用いた際、縫合部の骨形成が速やかに行われることで拡大された歯列弓幅径の安定性をも増すことができ、保定期間の短縮や装置の早期除去が可能になると考えられる。
本研究では、骨形成の促進に対して塩基性線維芽細胞成長因子(bFGF)を用いた方法の臨床応用を目指し、以下の実験系を用いて研究を行ってきた。
1.実験動物として生後6週の雄生ラットを用い、麻酔下にて切歯間縫合の離開を行い拡大装置にて2日間拡大力を加えた。
2.保定装置に切り替えた後、拡大部へbFGF水溶液の投与を行った。投与濃度については水溶液10μl中にbFGFがそれぞれ、5μg、1μg、0.5μg、0.1μgとした。5日間保定を行った後屠殺し試料を作成した。なお、対照群として10μlの生理食塩水を投与した群を用意した。
3.病理組織学的検索としてHematoxyline-Eosin染色、免疫染色(一次抗体として抗Proliferating Cell Nuclear Antigen PC10マウスモノクロナール抗体を使用)を行うと同時に新生骨量の定量的評価を行った。
この実験結果より、拡大された縫合部では中央に向かって新生する骨梁が確認され、対照群に比べbFGF水溶液投与群での骨形成が促進されており、また濃度依存的な傾向がみられることがわかった。
濃度依存的な傾向をさらに明らかにするために、新生骨量の評価には本年度の科学研究費補助金を用いて蛍光ラベリング法を応用することにした。保定開始時にカルセイン、保定開始5日目にアリザリンを背部皮下にそれぞれ1mlずつ投与し翌日屠殺、通法に従い試料作製を行った。蛍光顕微鏡下で検索を行った後ノートパソコンに画像データを取り込み、デジタルデータの解析による評価を行う。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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