• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

不妊女性の否定的な心理反応が及ぼす免疫学的影響に関する研究:NERIを用いて

Research Project

Project/Area Number 16791385
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

齋藤 良子  神戸大, 医学部, 助手 (20362767)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywords不妊 / NK細胞活性 / ストレスによる心理反応
Research Abstract

不妊女性の否定的な心理反応の度合い(程度)を査定するアセスメント・ツール(NERI)得点と末梢血NK細胞活性との相関関係等を明らかにした上で、適切な介入方法および予防的介入方法のあり方を解明することを本研究目的とし、平成16年度においては、独自に開発した「不妊女性の否定的な心理反応の度合い(程度)を査定するアセスメント・ツール」を用いてストレス状態を評価すると同時に、末梢血NK細胞活性をEu-DTPA release assayによって測定する計画になっていた。この末梢血NK細胞活性の測定方法は、本学科において実施可能であることを確認していた。
しかしながら、確実な測定方法について更なる検討を重ねた結果、末梢血NK細胞活性について最も確実な結果を得るために^<51>Cr遊離法に変更するに至った。これは、標的細胞(K562)を^<51>Crで標識後NK細胞を働かせて細胞障害による^<51>Crの遊離をγカウンターで測定するので正確だが、ラジオアイソトープを使用するので本学科では不可能であり、解析受託の外部機関に依頼することにした。
また、不妊女性のストレス指標として、独自に開発した「不妊女性の否定的な心理反応の度合い(程度)を査定するアセスメント・ツール」のみを予定していたが、本研究の更なる信頼性を高めるために、STAI(状態-特性不安尺度)とSDS(抑うつ尺度)を併用することとした。
以上の点について変更および追加をした上で、現在のところ85名の不妊症女性の情報を収集している。データを統計処理をしながら、様々な関連を検討している。若干の傾向は見受けられるが、当初計画していたよりもデータ収集がやや遅れぎみであるため、まだ確実な知見等の成果は導き出せるには至っていないが、引き続き着実にサンプル数を増やし、また縦断的にも調査を進め、科学的に証明していけると見込んでいる。
対象者および調査実施場所における協力も十分に得られ、順調に研究を進めている状況である。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi