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慢性透析患者のQOL向上を目指した看護介入と支援プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 16791386
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

寺田 伊都子  鳥取大, 医学部, 助手 (30362875)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2004: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Keywords慢性腎不全 / 透析療法 / Quality of life / SF-36
Research Abstract

【概要】慢性腎不全患者に対して透析医療のような治療技術が確立してきた今日,慢性透析患者への医療の目標としてQuality of life(QOL)を維持・向上させることが重視されている。この場合のQOLは,健康に関連したQOL(HRQOL)として定義され,一般的に言うQOLとは区別して認識される。実際わが国においても,HRQOLのデータは患者の生存率や医療介入の有効性と同じように医療評価の一項目として扱われてきている。しかし,コンセンサスが得られるようなHRQOL測定尺度を用いた研究が少ないため,研究結果に妥当性・信頼性を与えることが難しいのが現状である。そこで本研究では、HRQOLの測定尺度として、慢性透析患者に対して国際的にコンセンサスが論証されているMedical Outcome Study Short Form 36 Health Survey(SF-36)日本語版を用いることにより、研究結果に信頼性・妥当性を得ることができると考える。看護師には,慢性透析患者のHRQOLを維持・向上させるように援助する役割が課せられている。したがって,効果的な看護介入や支援プログラムを開発する際には,慢性透析患者のHRQOLを低下させる原因を解明する必要がある。よって本研究では,適切なHRQOL測定尺度を用いたHRQOL値の調査を行い,その研究結果より慢性透析患者に対する有効な支援プログラム構築の可能性を検討することとした。
【目的】慢性透析患者のHRQOLを調査し,HRQOLに影響を及ぼす要因を明らかにする。
【対象】鳥取県内において慢性透析療法中の患者で,研究協力に同意を得られた患者133名
【方法】調査の結果は研究目的以外には使用しないことを説明し,同意が得られた慢性透析患者を対象者に調査を行った。調査は留め置き法とし,対象者は調査に返答後,返信用封筒に入れて返送する。
【調査期間】平成16年10月1日〜平成17年2月28日
【結果】SF-36により測定された慢性透析患者のHRQOLは,国民標準値より低い値であり,慢性透析患者のHRQOLは低いことが分かった。しかし,慢性透析患者のHRQOLに影響を及ぼす要因に関しては、現在考察段階である。

Report

(1 results)
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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