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小児二次急指定病院における小児救急看護モデルの検討

Research Project

Project/Area Number 16791401
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

岡田 和美  兵庫県立大学, 看護学部, 助手 (60364048)

Project Period (FY) 2004 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2006: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2005: ¥200,000 (Direct Cost: ¥200,000)
Fiscal Year 2004: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Keywords小児救急 / 二次救急指定病院 / 子ども / 家族 / 外来看護師 / 二次救急指定救急病院 / 小児看護
Research Abstract

本年度は、昨年度に引き続き、小児二次救急指定病院の夜間・休日救急対応をしている外来看護師の役割を明らかにする目的で、実際に二次救急指定病院を夜間に受診しそのまま入院となった子どもの家族にインタビュー調査を実施した。本年度は、昨年度同様研究協力施設2施設から紹介を受けた、研究協力を承諾した対象者5名(計7名)に対しインタビューを実施し、小児救急外来で看護師に求められているケアについて検討した。
受診の際に家族が病院特に看護師に求めることのひとつとして、「めどを伝えてもらうこと」であった。待合での病院やほかの患者や家族の行動をよく観察しており、「うちの子どもより重症」など、状況が理解できれば受診の順番を待つ時間を納得して待っていた。一方で、「これをしてもらう前にこれを済ませておけば、自分たちの診察はもう少し速く済んだ」という家族なりの状況判断を行っており、その思いがやがて「医療者の段取りが悪い」「待ち時間が長い」と感じる状況につながっている事例もあった。そのような場合、家族への一言で、検査や診察を待つ家族の安心につながるケアになることが示唆された。家族が看護師に求めるケアのもうひとつは、「医師の説明の噛み砕き」であった。対象者たちが受診した施設での看護師は、検査や処置に手がとられて診察は医師だけで行われていることが多かった。救急外来という一般外来の診察場面ではない状況であるため、家族も聞きなおすことができていなかった。このような状況において家族は、医師の説明を診察後にもう一度説明する、短時間で行わなければならない医師への状況説明を補うという看護師のケアを求めていた。
このように救急外来では、看護師の少しの声かけや配慮が家族の不安や安心を増幅させる要素になることが示唆された。現在小児救急医療システムの見直しや改善が求められる中で、少しでも状況の改善につながるケアであるといえる。

Report

(3 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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