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妊娠期間を長く病院で過ごすハイリスク妊婦のためのサポートプログラムの開発

Research Project

Project/Area Number 16791414
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Clinical nursing
Research InstitutionSt. Luke's College of Nursing

Principal Investigator

小陽 美紀  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (80365840)

Project Period (FY) 2004 – 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2004: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Keywordsハイリスク妊婦 / サポートプログラム / 長期入院
Research Abstract

平成17年度は、これまで行ってきたハイリスク妊婦をめぐる現状に関する既存文献及び、Websiteで公開されている情報の収集及び、米国のハイリスク妊婦に関するマネジメントの研修・見学の体験を踏まえて、オーストラリアブリスベンで開催された第27回Triennial Congress of the International Confederation of Midwives Congressへ参加し、ハイリスク妊婦・及びその家族のサポートについて、各国の研究者と意見交換を行うことができた。ディスカッションでは、女性にとってハイリスク妊娠を経験することの衝撃は大きく、特に自身の疾患や体質などがその原因に直結する場合の自責感は大変強いこと、そして入院の有無に関わらずリスクを伴った妊娠を継続する間は、長期にわたる身体・精神・経済面といったトータルな継続的なサポートの必要性が不可欠であることが再認識された。
また、高次周産期施設にてハイリスク妊婦のケアに従事している助産師より、長期入院の状況にある妊婦のケアについてインタビューを行ったところ、通常の妊娠と異なる経過を辿る女性たちは、非常に繊細で入院期間が長くなればなるほど医療者の不用意な言動で傷つき、結果信頼関係を築くのは非常に難しいケースが多いということ、また、チームで医療を提供するときの職分の尊重の仕方や調整能力などについて困難を抱えており、ケアの受け手である女性やその家族だけではなく、ケアの提供者にも入院生活が必要なハイリスク妊婦に対する正確な理解と、根拠に基づき標準化された治療・ケアプログラムの整備が急務であることが明らかとなった。
現在はここまでの研究プロセスで得た様々な情報の分析を行っており、今後はそれらをケアの受け手と提供者それぞれにWebsiteを通じて情報提供・発信していきたいと考えている。

Report

(2 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • 2004 Annual Research Report

URL: 

Published: 2004-04-01   Modified: 2016-04-21  

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