Project/Area Number |
16F16345
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 外国 |
Research Field |
Bio-related chemistry
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
上杉 志成 京都大学, 化学研究所, 教授 (10402926)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
GOETZE SEBASTIAN 京都大学, 化学研究所, 外国人特別研究員
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Project Period (FY) |
2016-10-07 – 2018-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
Fiscal Year 2016: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | RNA G-Quadruplexes / ケミカルバイオロジー / RNAバイオロジー / 構造・活性相関研究 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的はRNAのGグアドルプレックスを認識する化合物の開発と利用である。GグアドルプレックスはDNAやRNA中に存在する安定な構造である。近年、DNAのGグアドルプレックスが遺伝子の転写制御などで重要な働きを行うことが明らかとなっている。しかし、RNAのGグアドルプレックスの研究は進んでいない。その理由の一つは、RNAのGグアドルプレックスを選択的に認識する化合物ツールがないことだろう。我々の研究室ではすでにこの分子の元となる化合物をスクリーニングにより発見している[JACS,2016]。このRGB-1と名づけた分子はRNAのGグアドルプレックスに選択的に結合し、Gグアドルプレックスを安定化させることで、遺伝子の翻訳を抑える。 本研究では、有機合成を生かして化合物を最新化し、RGB-1を生物学ツールとする研究を行ってきた。平成28年度に癌関連タンパク質約100種のタンパク質レベルを抗体アレイ調べたところ、いくつかのタンパク質の発現がRGB-1によって減少した。実際にいくつかのmRNAのノンコーディング部位にGグアドルプレックスが存在しているとの予備実験の結果を得た。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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