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脊髄損傷治療に向けた幹細胞由来エクソソームの大量精製技術の開発

Research Project

Project/Area Number 16H06844
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Veterinary medical science
Research InstitutionGifu University

Principal Investigator

西田 英高  岐阜大学, 応用生物科学部, 助教 (00622804)

Project Period (FY) 2016-08-26 – 2018-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2016)
Budget Amount *help
¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Keywordsエクソソーム / 再生医療 / 間葉系幹細胞 / 脊髄損傷
Outline of Annual Research Achievements

本研究申請者は、脊髄損傷の新たな治療技術を開発することを目的に、間葉系幹細胞が分泌するエクソソームに着目し、研究を進めている。エクソソームの回収法は超遠心法や沈殿法などの方法が用いられているが、これらの方法では治療に必要なエクソソーム量を回収することが困難であり、大量に回収する技術の構築が必要である。また、エクソソームにも様々なタイプが存在することが明らかとなりつつあり、これらの中で治療効果のあるエクソソームの分離が重要である。
申請者はヒト骨髄間葉系幹細胞を無血清培地を用いて細胞が生存することを確認し、培養上清中のエクソソームをカラムクロマトグラフィー法を用いて回収および濃縮することに成功した。また、エクソソームを定量するためのサンドイッチELISAを開発し、定量を行った。さらに溶出条件の違いによって2種類のエクソソームに分類することが可能であった。現在、これらのエクソソームの特性をウエスタンブロット法およびリアルタイム定量PCRを用いて、分析を行っている。また、これらのエクソソームの効果について、動物モデルを用いて検討を行っている。
次にイヌ骨髄間葉系幹細胞を用いて無血清培地を用いてエクソソームの回収を試みたが、多くの細胞が死滅したため、ヒトとは異なる培養条件が必要であることが明らかとなった。犬由来の1%血清を添加することによって、細胞死を抑制することが可能であった。また、培養上清中のエクソソームの存在をウエスタンブロット法を用いて明らかにした。現在、イヌの培養上清中のエクソソームをカラムクロマトグラフィー法を用いて回収および濃縮することが可能か検討を行っている。

Research Progress Status

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2016 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2016

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] CD63 sandwich ELISAを用いたエクソソーム定量法の開発2016

    • Author(s)
      西田 英高
    • Organizer
      日本細胞外小胞学会
    • Place of Presentation
      グランドプリンスホテル広島
    • Year and Date
      2016-08-31
    • Related Report
      2016 Annual Research Report

URL: 

Published: 2016-09-02   Modified: 2018-01-16  

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