Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
前年度の研究を発展させ,large-J展開の手法を発展させた.大まかに以下の2つについて研究を行った.(a) 4次元において.N=2超対称性を持ち,Coulomb branchが1次元であるような理論のBPS演算子の2点関数を(非常に小さい誤差を除いて)完全に決定した.これは,これまで研究してきたlarge-J展開の手法を用いると,低エネルギー有効作用が1/J展開で有限次で打ち切られ,不定性が残らないためであるとわかった.この結果は,bootstrap法や,localizationの結果と比較され,結果は誤差の範囲内で一致することが分かった.(b) 3次元O(4)理論には,2つのglobal chargeが考えられるが,この2つの組み合わせを任意の比で大きくとった状態のエネルギーをトーラス上で計算した.なお,この論文には書いていないが,同じことを球面上で行うと演算子の次元を計算することに対応する.また,このような状態は並進対称性を自発的に破るが,これはGoldstone modelの数を,低エネルギー自由度と比べることでその存在を予測できることを示した.
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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All Journal Article (5 results) (of which Int'l Joint Research: 5 results, Open Access: 5 results, Peer Reviewed: 1 results) Presentation (2 results) (of which Int'l Joint Research: 2 results)
arXiv
Volume: -
arXiv.org
Volume: - Pages: 1-13
JHEP
Volume: 10 Issue: 10 Pages: 89-89
10.1007/jhep10(2017)089