グルカゴン様ペプチド2の分泌制御機構の解明とその動物生産への応用
Project/Area Number |
16J01201
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Animal production science
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
西村 佳 信州大学, 農学部, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | ニワトリ / グルカゴン様ペプチド2 / アミノ酸 |
Outline of Annual Research Achievements |
グルカゴン様ペプチド-2(GLP-2)は、プログルカゴン(PG)に由来する33アミノ酸ペプチドであり、小腸のL細胞から分泌され、小腸粘膜増殖、粘膜バリアの維持などいくつかの重要な生理作用を有する。本研究はアミノ酸がニワトリL細胞からのGLP-2の産生及び分泌に与える影響を解明し、食餌成分の調節により小腸吸収上皮の成長を促し、吸収機能を亢進させることによる飼料効率向上といった、効率的動物生産を目指したものである。研究代表者はin situハイブリダイゼーション法、免疫組織化学的手法及び形態計測を用いて、GLP-2含有細胞及び小腸粘膜に対するアミノ酸(メチオニン(Met)及びリジン(Lys))の影響を明らかにした。試験区として、対照群(通常飼料)、CP 0%群(無タンパク質飼料)、Met添加群(メチオニン添加無タンパク質飼料)及びLys添加群(リジン添加無タンパク質飼料)の4つを設定した。PG mRNAシグナルを発現する多くの内分泌細胞は全ての群で観察された。CP 0%、Met及びLys添加群では、対照群と比較して、PG mRNAシグナルを発現する細胞の発生頻度が減少した。GLP-2抗血清に対する免疫反応性を示す多くの内分泌細胞が全ての群で同定された。対照群とMet添加群では、GLP-2免疫反応性細胞の出現頻度に有意差はなかった。 Lys添加群及びCP 0%群は、対照群よりも有意に低い値を示した。陰窩の深さの値は、CP 0%群、Met及びLys添加群で対照群より有意に小さかった。有糸分裂の細胞は全ての群で発見された。アミノ酸添加群及びCP 0%群の1陰窩あたりの有糸分裂の細胞数は、対照群のものと比較して減少した。これらの知見は、タンパク質がGLP-2産生に影響を及ぼすがGLP-2分泌自体には影響しないことを示している。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)