靴型足圧測定デバイスによる変形性膝関節症の足部機能解析とリスク評価指標の開発
Project/Area Number |
16J09480
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Rehabilitation science/Welfare engineering
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
安在 絵美 お茶の水女子大学, 基幹研究院, 特別研究員(PD)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2018-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2017)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2017: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2016: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | 変形性膝関節症 / 足底圧 / 歩行 / 動的足部機能 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では変形性膝関節症について,地域で簡便に早期発見するための計測装置の開発と重症度推定のための評価指標の構築を目的としている.昨年度まで得られている成果として,下記があげられる. ①X線で診断されるFemoral-tibia angle(FTA)に対し,足底圧との関連を明らかにし,モデル構築を行った ②疼痛強度(Visual analog scale, VAS)と動的な足底圧指標との関連を明らかにした ③足底圧計測システムを構築し,上記に関連する指標についてフィードバックできるシステムを開発した 当該年度は②について,疼痛強度の変化による歩行や足部の変化を検討するため,中期的な介入実験を行った.対象者は市区町村で実施される膝痛対策の運動教室に参加する計103名とした.介入は運動指導士による運動を行い,特に膝周りの筋肉の柔軟性を高めたり,膝に負担の少ない歩き方に関する指導を重点的に行った.5ヶ月間で10回の運動介入を行い,疼痛強度,歩行時の足底圧,歩行時の膝の動態(加速度),関節可動域,運動参加回数などを介入前後で調査・計測した.5ヶ月間で疼痛強度の低下が見られ,膝の痛みの改善が見られた.歩行速度の改善や単脚支持期の増加も見られた.疼痛強度変化に伴う歩行中の足底圧変化や動態の変化については現在分析を進めている. 平成29年度は前年度までの結果を中心に成果を発表した(OARSI 2017,LIFE 2017など).また,開発したシステムについて特許出願を行った(国内1件,国外1件).
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(2 results)
Research Products
(16 results)