成体骨格筋の発生起源別にみる部位特異性分子基盤の解明
Project/Area Number |
16J09948
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Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 国内 |
Research Field |
Applied health science (B)
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
吉岡 潔志 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2018: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2017: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
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Keywords | 骨格筋 / 筋再生 / サテライト細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
骨格筋は全身に分布している。多くの遺伝性筋疾患において、筋病態発現部位は一様ではないことが知られているが、筋病態の身体部位特異性を生むメカニズムは不明である。本研究の目的は、発生起源が異なる身体内の骨格筋間で発現が顕著に異なるHoxa10に着目し、成体内骨格筋の身体部位特異性を生む分子基盤の一端を明らかにすることである。 これまでに、骨格筋の幹細胞であるサテライト細胞特異的にHoxa10をノックアウトできるPax7-CreERT2;Hoxa10-flox/floxマウス(Hoxa10CKOマウス)を用い、Hoxa10の欠損により四肢筋の再性能が低下する一方で、頭部筋には影響がないことを明らかにした。Hoxa10CKOマウスの四肢筋(棘上筋・前脛骨筋)から取り出した初代培養サテライト細胞の増殖能は、Hoxa10ノックアウトにより抑制された。このとき、染色体分裂異常の指標となる小核の形成、クロモソームブリッジと呼ばれる染色体の構造異常を確認した。これら四肢筋由来細胞で見られたHoxa10欠損による増殖能低下、細胞分裂の異常は、頭部筋(咬筋・僧帽筋)由来細胞ではみられず、Hoxa10が身体部位特異的に筋再生制御に関与していることを示唆する結果が得られた。また、マウス培養細胞を用いて得られた細胞増殖能低下・小核の形成などの結果は、ヒト下肢筋由来筋芽細胞のHOXA10ノックダウンにおいても再現された。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(3 results)
Research Products
(16 results)
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[Presentation] Hoxa10 regulates muscle regeneration in a body-region-specific manner.2018
Author(s)
Kiyoshi Yoshioka, Yasuo Kitajima, Daiki Seko, Yoshifumi Tsuchiya, Jumpei Nogami, Akihito Harada, Yasuyuki Ohkawa, Narihiro Okazaki, Ko Chiba, Akihiko Yonekura, Seigo Ohba, Yoshinori Sumita, Izumi Asahina, Yusuke Ono.
Organizer
7th Annual International Symposium on Regenerative Rehabilitation
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