| Project/Area Number |
16J10953
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| Research Category |
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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| Allocation Type | Single-year Grants |
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| Section | 国内 |
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| Research Field |
Information network
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
田辺 和輝 東京工業大学, 工学院, 特別研究員(DC1)
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| Project Period (FY) |
2016-04-22 – 2019-03-31
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| Project Status |
Completed (Fiscal Year 2018)
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| Budget Amount *help |
¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
Fiscal Year 2018: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2017: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2016: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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| Keywords | 非常時通信 / 待ち行列理論 / 受付制御方式 / 回線留保制御 / VoIP |
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| Outline of Annual Research Achievements |
近年の通話網では，従来の固定電話網からIP 網を使用したNGN(Next Generation Network)網への移行が行われつつあり，IPを用いたVoIP通話の需要はますます増加すると予想される．VoIP通話では，通話あたりの通信帯域を確保する回線交換網とは異なり，IP網におけるパケット交換により通信を行う．VoIPの音声パケットはバースト的に到着するため，1つのVoIP セッションにおいて，VoIPパケットが発生する区間と発生しない区間が存在する．そのため，統計多重効果により，VoIP通信の品質を示すQoS(Quality of Service)を満足するVoIP セッションの数は，リンク帯域をVoIP セッションの帯域で割った商とは必ずしも一致しない．
そこで本年度は，これまで検討していた非常時通話網の受付制御方式の，IP網への拡張の検討を行い，IPパケットの特性を考慮し，従来方式よりも通話収容数の向上を目的とする受付制御方式を提案した．
提案方式では，ある最大収容数に対し定義されるVoIPセッション収容数の状態確率から導出される，VoIPパケットのパケットロス率の期待値をQoS決定時のパケットロス率の基準として用いることにより，さらに多くのVoIP セッションが収容可能となる．待ち行列理論を用いた数値解析の結果，提案方式により，VoIPセッションの呼損率が減少し，既存の受付制御より収容数が増大することを確認した．
本年度の研究成果は，前年度の口頭発表の結果を発展させ，査読有国際会議であるIEEE PIMRC2018にて発表済みである．また，昨年度検討を行った，一般通話の一定数待機を許可する待時式受付制御に関する検討も，昨年度の口頭発表での議論を受け，発展させた内容を査読あり国際会議であるICNC2019にて発表済みである．
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| Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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