Project/Area Number |
16K00921
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Eating habits
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Research Institution | Japan Women's College of Physical Education |
Principal Investigator |
古泉 佳代 日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (20637342)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中島 早苗 共立女子短期大学, その他部局等, 教授 (60535459)
木皿 久美子 日本女子体育大学, 体育学部, 助教 (20710784)
川野 因 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (80277681)
趙 秋華 日本女子体育大学, 体育学部, 助手 (80831271)
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Project Period (FY) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2018)
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Budget Amount *help |
¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2018: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2017: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 見た目 / 食事量 / 体重調節 / 女子大学生アスリート / 身体組成 / 期分け / 料理サイズ / 一人暮らし / 生活時刻 / 食習慣 / 栄養学 / 食生活 / アスリート |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、食事を見て量を判断できる習慣を身につけることは、食事摂取量を適切に調整することにつながり、体重調節に影響することを仮説として、研究を行った。 まず、食育資料を作成した。一食の食事量はお皿の大きさやおかずの数に影響する可能性が明らかになった。そこで最終年度は、主菜と副菜となる一品料理(以下、おかずと示す)の食育資料を作成した。おかずは市販されている惣菜の1パック、もしくは、食事バランスガイドの1皿を中サイズとし、小サイズは0.5倍、大サイズは1.5倍の重量と規定して20種類用意した。102名を対象に正誤を調査した結果、大サイズは炒め物の正答率が高く、中サイズと小サイズはハンバーグ、卵焼きといった主菜の正答率が高かった。小学生の食習慣を調査した結果、小学校高学年児童は食事のおかずを認識することができたことから、食事量を判断する場合は一食ではなくおかずに絞って食育することも重要であると考えた。 体重調節が競技力に影響する種目を対象として年間の体重変動を調査した。その結果新体操の体重は期分けにより有意な変化は認められず、陸上跳躍とチアリーディングは有意な変化がみられた。身体組成と食事及び身体活動との関連は新体操では、試合期において体脂肪量と休日の歩数に正の相関関係が認められ、炭水化物摂取量とは負の相関関係が認められた。最終年度、食習慣を詳細に検討した結果、菓子・嗜好飲料からのエネルギー摂取が多いため、主食・主菜・副菜で構成される料理を食べることの重要性を伝えること及び、食品の選び方の習得も必要であることが考えらえれた。今回作成した食育資料を用いて、食事量を把握する食育をすることが今後の課題となった。陸上跳躍は体脂肪量と芋類・豆類・砂糖類との間に有意な正の相関関係、低強度活動時間と有意な負の相関関係が認められたことから、芋類や豆類といったおかず量を把握する必要が考えられた。
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