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地域在住高齢者における老年期うつ病と環境(栄養)・遺伝との相互作用の検討

Research Project

Project/Area Number 16K09154
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Research Field Hygiene and public health
Research InstitutionTokyo Metropolitan Geriatric Hospital and Institute of Gerontology

Principal Investigator

吉田 英世  地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(東京都健康長寿医療センター研究所), 東京都健康長寿医療センター研究所, 研究部長 (00242735)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 井原 一成  東邦大学, 医学部, 講師 (10266083)
Project Period (FY) 2016
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2016)
Budget Amount *help
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2018: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2017: ¥3,120,000 (Direct Cost: ¥2,400,000、Indirect Cost: ¥720,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywords精神保健 / 疫学 / 大うつ病性障害 / 高齢者 / 症例対照研究 / EWAS / GWAS / PCLO / 遺伝子 / 栄養
Outline of Annual Research Achievements

本研究は高齢期うつ病の発症に対する遺伝と環境の影響を検討する疫学研究である。本年度は、このうち主に遺伝の影響を検討するために、先行研究の文献調査を行った上で既存の疫学データセットを用いたうつ病のExome Wide Association study(EWAS)を方法とした研究を実施することを計画した。既存の疫学データセットは、主任研究者の吉田英世らが平成23年に板橋区に設定した高齢者コホートに由来するもので、平成23年度のベースライン調査時の血液を用いて連携研究者の田中雅嗣らにより全Exome領域の遺伝子多型の把握が行われていた。文献調査の結果、これまで行われた7つのうつ病のGenome Wide Association studyは、合計16の関連遺伝子を報告しており、このうち吉田らのデータセットの全Exone領域の遺伝子多型情報は8つの遺伝子をカバーしていた。吉田らの疫学データセットは、また大うつ病性障害の罹病歴情報として37人のケースと111人のコントロールとを含んでいた。これら罹病歴情報と遺伝子多型情報とを用いた症例対照研究を予備的に実施したところ、先行研究が同定した8遺伝子のうちPCLOがうつ病と関連することが確認できた。しかし、大うつ病性障害と最も強い関連を示したのは他の遺伝子であった。分析に用いたデータセットのサンプル数は小さいので、サンプル数を増やして大うつ病性障害と遺伝子との関連性をさらに検討する必要が確認され、サンプル数を増やすために追加の疫学調査を行うこととした。しかし、この追加調査の準備中に、主任研究者が逝去したため、追加調査を実施出来ないまま本研究を終了することになった。

Report

(1 results)
  • 2016 Annual Research Report

URL: 

Published: 2016-04-21   Modified: 2018-01-18  

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