小・中学校における地学(火山・地震・地層)学習カリキュラムの研究
Project/Area Number |
17011016
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
|
Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
早川 由紀夫 群馬大学, 教育学部, 教授 (40198825)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小山 真人 静岡大学, 教育学部, 教授 (70183811)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2006
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
|
Budget Amount *help |
¥10,900,000 (Direct Cost: ¥10,900,000)
Fiscal Year 2006: ¥6,700,000 (Direct Cost: ¥6,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥4,200,000 (Direct Cost: ¥4,200,000)
|
Keywords | 火山 / デジタル教材 / アナログ教材 / 立体模型 / 地震波シミュレーション / 地質図 / 学習プログラム / ウェブ紙芝居 / オーロラ / データベース / 教材 / 地震 / 地層 / カメラ / 野外学習 |
Research Abstract |
中学1年で学ぶ「大地の変化」のうち、火山に関する部分の学習プログラム(全9時間)をつくって授業実践した。 1時間目:火山噴火とは 2時間目:火山噴出物とマグマ 3、4時間目:火山の形、溶岩の色、噴火の様子とマグマ 5時間目:火山がつくる地形・地層と人間生活 6、7時間目:火成岩と鉱物 8時間目:火山の災害と恵み 9時間目:火山について調べよう 当初計画していた地震と地層については、教材をいくつか作成するに留まり、学習プログラムをつくるまでには至らなかった。 作成した火山学習プログラムには、ITを利用したデジタル教材を多用した。デジタル教材はリアルでわかりやすい表現を可能にしただけでなく、これまでできなかった新しい表現方法も生み出した。しかし、デジタル教材だけで学習プログラムを作成してもよい授業ができないことがわかった。従来のアナログ教材にも捨てがたい長所がある。古くからある教材に工夫を加えて使ったり、独創的なアイデアで新しい教材を開発するなどしてアナログ教材も使い続けるべきである。両者を併用して、バランスの取れた学習プログラムを作成するのが望ましい。 本研究で新規作成あるいは改良した教材のうち主なものは次のとおりである。 アナログ教材:コーラ噴火、減圧発泡、カルメ焼き、弁当パック立体模型、かざんきっず デジタル教材:カシミール3D、ウェブ紙芝居(立体地形編、自然史編、おはなし編)、噴火勤画、かざんくいず、噴火カタログ、噴火史料データベース、浅間山の北麓地質図、浅間山の火山灰を測ろう、オーロラカメラ、地震波シミュレーション
|
Report
(2 results)
Research Products
(9 results)