Project/Area Number |
17011018
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Humanities and Social Sciences
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
宮崎 清 千葉大学, 工学部, 教授 (90009267)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 武弘 千葉大学, 工学部, 教授 (30009691)
堀田 明裕 千葉大学, 工学部, 教授 (20289101)
青木 弘行 千葉大学, 工学部, 教授 (20009757)
久保 光徳 千葉大学, 工学部, 助教授 (60214996)
植田 憲 千葉大学, 工学部, 講師 (40344965)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥4,100,000 (Direct Cost: ¥4,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,200,000 (Direct Cost: ¥3,200,000)
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Keywords | ものづくり / 科学教育 / 教育工学 / 設計工学 / 環境技術 / 意匠 / 科学技術 / 総合学習 |
Research Abstract |
本研究は、将来の日本における科学技術の担い手としての小学生児童を対象として、「ものづくり」を通じて「科学技術」「理科」への覚醒を図るとともに、その基礎的知識を涵養するための教育プログラムならびに教材を導出することを目的としたものである。 平成17年度にあっては、千葉大学工学部において実践してきたいくつかの「ものづくり」教育の内容に基づき、教育プログラム・教材を試作し、千葉市ならびにその近郊に在住する小中学生を対象としてそれらを試用した。平成18年度にあっては、各ワークショップにおける参与観察、ならびに、ワークショップ終了後に実施したアンケート調査、小中学校において教育に携わっている教諭らへの聞き取り調査に基づき、前年度に用いた試作プログラムの問題点などを抽出したうえで改善を行った。最終的に、「ものづくり」を通じて「科学技術」「理科」への覚醒を図るとともに、その基礎的知識を涵養するための教育プログラムならびに教材の作成を行った。 最終的なプログラムの課題は「風・なぜ空を飛べるのか?〜飛行体の仕組み」「土・なぜ藁は強いのか?〜植物の構造学」「光・なぜものは光るのか?〜光と影の科学」の3つとし、各課題2日、総計6日のワークショップに必要な教材を作成した。 教材の主な特徴は、次のようである。(1)「講義」「実験」「制作(ものづくり)」のいずれにおいても、受講者が主体的に参加できるよう留意した。(2)とくに「教材」においては、受講生らの興味を惹くよう、現象を段階的にアニメーションで説明する動画を作成した。(3)「講義」には、必ず「実験」「制作(ものづくり)」を付随させ、科学現象・法則を自らの体験を通して学ぶことができるよう設定した。(4)「制作(ものづくり)」では、小学生児童のみならず、親子で協力しながら取り組むよう留意した。
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