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人工転写因子を用いたがん増殖シグナルの人為的操作

Research Project

Project/Area Number 17012013
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas

Allocation TypeSingle-year Grants
Review Section Biological Sciences
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

世良 貴史  京都大学, 工学研究科, 助教授 (10362443)

Project Period (FY) 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥8,500,000 (Direct Cost: ¥8,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥8,500,000 (Direct Cost: ¥8,500,000)
Keywords遺伝子発現 / がん / 転写因子 / 血管内皮増殖因子
Research Abstract

ヒトVEGFプロモーターを認識する人工DNA結合タンパク質に、種々の転写抑制ドメインをつないだ人工転写因子遺伝子をCMVプロモーターの下流に導入したヒト細胞発現ベクターを作成した。さらに、VEGFプロモーターの下流にルシフェラーゼ遺伝子を連結させたルシフェラーゼ・リポーターを作成し、ヒト由来細胞HEK293を用いて、どの人工転写因子(あるいは転写抑制ドメイン)がルシフェラーゼ発現量を最も抑制するかを定量できる系を確立した。このアッセイ系を用いて、KRAB転写抑制ドメインと同等もしくはそれ以上の活性を有するドメインを複数得ることに成功した。現在、その再現性を慎重に調べているところである。また、内在性のVEGF遺伝子の発現量をそのタンパク質生成量に基づいて定量できる系も確立した。
また、同時に人工転写因子タンパク質そのものの細胞導入によるVEGF発現抑制も試みた。現在、上述したように最も効果的な抑制ドメインの探索を行なっているので、まずKRAB転写抑制ドメインを有する人工転写因子に種々の細胞膜透過ペプチドを繋げたタンパク質の大腸菌発現ベクターを作成した。このうち、細胞膜透過ペプチドPTD-4を連結した人工転写因子タンパク質を大腸菌で過剰発現させ、その精製を完了した。上述したルシフェラーゼ・リポーター・アッセイ系において、このタンパク質導入により、同一タンパク質非存在下のルシフェラーゼ遺伝子発現量の10%にまで抑制できることを確認した。

Report

(1 results)
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2018-03-28  

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