ローカスおよびゲノムワイド関連解析による統合失調症の分子基盤の解明
Project/Area Number |
17019052
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
服巻 保幸 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (90128083)
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Project Period (FY) |
2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥5,000,000 (Direct Cost: ¥5,000,000)
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Keywords | 統合失調症 / 関連解析 / SNP / ハプロタイプ / マイクロサテライト / グルタミン酸受容体 / グルタミン酸トランスポーター / PCP |
Research Abstract |
1.ローカスワイド関連解析 (1)グルタミン酸受容体遺伝子群のなかで、メタボトロピックグルタミン酸受容体8型遺伝子(GRM8)およびNMDA受容体2D型遺伝子(GRIN2D)、カイニン酸受容体7型、KA1型、KA2型各遺伝子(GRIK3,GRIK4,GRIK5)の全領域にわたり、連鎖不平衡を考慮し選択したSNPを用いて関連解析を行った。GRM8,GRIN2Dについてはハプロタイプと疾患との関連を見出した。一方GRIK3,GRIK4,GRIK5については関連を認めなかった。グルタミン酸トランスポーターEAAT2遺伝子(SLC1A2)についてハプロタイプで関連を認めた。 (2)罹患同胞対解析による5q33.1領域の遺伝子群について:本領域5.7Mbに存在する43個の遺伝子領域に、連鎖不平衡を考慮して選択したSNPについてタイピングを行った。有意差が見られたSNPについてサンプル数を追加しさらに解析を行ったところ、遺伝子型・アレル頻度で1遺伝子、ハプロタイプ頻度において1遺伝子、それぞれ疾患との有意な関連が認められた。 (3)PCP投与ラットの大脳の5部位から、マイクロアレイを用いて発現に変化を来す遺伝子を見出した(発現亢進71個、発現低下31個)。その中で2.5倍以上の変化を来す10個の遺伝子を定量的RT-PCR法により確認した。これらの遺伝子について関連解析を開始した。 2.ゲノムワイド関連解析 27,000のマイクロサテライトマーカーを用いて1〜5次ゲノムワイド関連解析を行っている。 1次スクリーニングについて:1〜18番,20番染色体は終了した。終了マーカー数25,074、その中で有意差が見られたマーカー数は2,951(11.8%)であった。 2次スクリーニングについて:1〜6番,9〜18番,20番染色体はほぼ終了した。終了マーカー数1,868、その中で有意差が見られたマーカー数は638(34.2%)であった。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)