Project/Area Number |
17028024
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
|
Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
澤田 均 名古屋大学, 大学院理学研究科, 教授 (60158946)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 淑人 名古屋大学, 大学院理学研究科, 助手 (50362223)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2006
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
|
Budget Amount *help |
¥6,200,000 (Direct Cost: ¥6,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
|
Keywords | 受精 / 精子 / プロテアーゼ / ホヤ / 分子間相互作用 / GPI / EGF / CRISP / グリコシレーション / プロテアソーム / ユビキチン |
Research Abstract |
当初の実験計画をほぼ完了したので、以下にその成果を報告する。 (1)精子受容体タンパク質のホモログ探索:マボヤ精子受容体タンパク質HrVC70のホモログをカタユウレイボヤから探索することに成功した。この分子が卵黄膜上に発現して機能しているか否を解析する目的で現在抗体を作成して解析中である。 (2)マボヤ精子受容体と相互作用するタンパク質の探索:HrVC70と相互作用する精子タンパク質を生化学的および分子生物学的手法により探索した。ファーウエスタンブロット法を用いたタンパク質問相互作用解析法により、HrVC70を認識する精子側のリガンドタンパク質を同定した。この分子は,GPI結合型のCRISPファミリーに属するタンパク質で、HrVC70に強く結合することが判明した。また、この分子に対する抗体は、精子のHrVC70への結合を阻害するだけでなく,受精をも強く阻害することが示された。しかし、分子多型はあまり見られず、自己と非自己由来のHrVC70に対する結合能を解析する限りでは,アロ認識活性をもたないと考えられる。この分子と相互作用する精子側のタンパク質はアロ認識分子である可能性が高く,今後の更なる解析が必要である。一方,このHrVC70と相互作用するタンパク質を酵母ツーハイブリッド法によっても探索した。この解析により得られた3種類の候補分子を発現させ、発現タンパク質レベルでも分子間相互作用しうるか否かを解析した。その結果,HrVLP1,HrVLP2,HrTTSP-1の3種類のタンパク質は確かにHrVC70と相互作用しうることが判明した。また、HrTTSP-1は精巣で、HrVLP1と2は卵巣で発現することが判明した。
|
Report
(2 results)
Research Products
(7 results)
-
-
-
[Journal Article] Participation of proteasome-associating complex PC500 in starfish oocyte maturation as revealed by monoclonal antibodies.2006
Author(s)
Sawada, M.T., Tamura, T., Mitani, Y., Kaya M., Ito, G., Hashimoto, H., Sawada, H
-
Journal Title
Biochemical and. Biophysical Research Communications 349-2
Pages: 694-700
Related Report
-
-
-
-