Project/Area Number |
17028038
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Biological Sciences
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Research Institution | Yamaguchi University |
Principal Investigator |
中井 彰 山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (60252516)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤本 充章 山口大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (80359900)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥6,000,000 (Direct Cost: ¥6,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 熱ショック / 転写制御 / 綿毛 / 水頭症 / IL-6 / Hsp90 / HSF1 / チューブリン / 転写因子 / ポリグルタミン / 線毛 / マウス |
Research Abstract |
1.ポリグルタミン病の発症と病態進行における熱ショック転写因子HSF1の役割 これまでの研究で、活性型のヒトHSF1を高発現するHeLa細胞、ニワトリHSF1を高発現するHeLa細胞はともにポリグルタミン蛋白質の凝集体形成を抑制することが分かっている。特に後者は熱ショック蛋白質群の高発現をともなっていない。これらの細胞を用いてDNAマイクロアレイ解析を行い、単独で、あるいは共通に発現誘導されている遺伝子群を明らかにした。RT-PCRにより確かに発現の更新している遺伝子29個を同定することに成功した。 2.鼻腔形成におけるHSF群の役割の解析 HSF1欠損マウスの解析から鼻腔形成の異常を異常を見いだし、そのうち嗅神経形成の維持にHSF1が必須でることを明らかにした。今年度は、粘液の貯留が生じることに着目して研究を展開した。まず、線毛の機能異常が疑われているので、鼻腔の粘液・線毛クリアランスと脳室の液の動きが遅延することを明らかにした。次に、線毛のむち打ち運動が減弱していることを示した。さらに、線毛のアキソネマ構造に異常を認めた。線毛運動異常の分子機構を解析するために、ターゲット遺伝子である熱ショック蛋白質群の発現を調べ、Hsp90の発現が線毛部分で極めて低下していることを見いだした。また、そのクライエントタンパク質の候補としてtubu1inの不安定化を見いだした。HSF1が、Hsp90の発現制御を介してtubulinの安定化に寄与していることが示唆された。
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Report
(2 results)
Research Products
(10 results)