量子ドット・有機・バイオプローブを用いる単一細胞の蛍光ダイナミクス
Project/Area Number |
17034026
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
青山 安宏 京都大学, 工学研究科, 教授 (00038093)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | 細胞 / 遺伝子診断 / モレキュラービーコン / リボレギュレーター / RNaseH / セラソーム / 遺伝子送達 / サイズ効果 / リボレギュレータ / RNase H / シグナル増幅 / ウイルスサイズ / 薬物運搬 / センシング / プローブ |
Research Abstract |
今年度は細胞内の遺伝子診断のための手法の確立と、核酸プローブを効率よく細胞内に導入するキャリアの開発について検討した。 (1)遺伝子診断に関してはモレキュラービーコン型のリボレギュレータを用いる方法を完成し、何の修飾もしていないRNAあるいはDNAプローブをタンパク合成系の培地の中で用いることにより、ターゲット配列を選択的に感度よく(1塩基の違いを識別)、非PCR的シグナル増幅を伴って検出できることを明らかにした。また、RNAaseHを用いるとターゲット/プローブ(DNA/RNA)鎖が非可逆的に切断されるため、シグナルの増幅効率がさらに向上することも明らかになった。 (2)核酸プローブの送達に関しては、表面がゾルーゲル反応によりセラミック(シリカ)架橋されたセラソームがウイルスサイズ(数十nm)の粒径をもち、遺伝子(プラスミド)との複合化においても融合せず、もとのウイルスサイズを維持することを明らかにした。その結果、HeLa細胞やHepG2細胞への遺伝子(ルシフェラーゼ)導入において、通常のカチオン性リボソームに比べて2桁から3桁高い活性を有する。セラソームは膜脂質が頑強に架橋されている結果細胞膜との融合も抑制され、したがって細胞毒性もきわめて軽微であり、血清存在下においても高い遺伝子導入効率を保持することも示された。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)