非対称ポテンシャル場の形成とSECM/AFM/光学顕微鏡複合装置による反応追跡
Project/Area Number |
17034061
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
|
Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
山田 亮 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教授 (20343741)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
夛田 博一 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 教授 (40216974)
荒 正人 ナノサイエンス・ナノテクノロジー研究推進機構, 特任助手 (90419474)
|
Project Period (FY) |
2005 – 2006
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
|
Budget Amount *help |
¥4,600,000 (Direct Cost: ¥4,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥2,400,000 (Direct Cost: ¥2,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
|
Keywords | 表面エネルギ / 自己集合膜 / 表面プラズモン / 単分子膜 / 電気化学 / マイクロTAS |
Research Abstract |
1.電極表面上の分子層や液滴の動的挙動を観測する為の表面プラズモンイメージング装置の開発を行った。2/3インチ大型CCDカメラにより、1cmx16m程度の面積のイメージングが行える。また、高屈折率ガラスを用いたプリズムにより水やこれまで計測が困難であった高屈折率の溶液中での計測が行えるようにした。現在は、大気中で水滴のイメージングが行えることを確認済み。 2.V字型の電極パターン上に形成した単分子膜の電気化学反応により、電極表面のぬれを繰り返し変化させることで液滴の変形を行うと、電極形状によるラチェット効果により液的が一方方向へ移動することを見いだした。 3.液滴を反応溶媒兼微小容器として使う場合の適切な溶媒として、イオン液体に注目し、イオン液体中での電気化学反応としてGeの電析を行った。イオン液体は屈折率が1.4強で、通常プリズムに用いられるBK7ではSPRカーブを得ることが困難であるが、1で使用している高屈折率ガラスプリズムは計測可能な屈折率となっている。
|
Report
(2 results)
Research Products
(5 results)