抗癌剤テロメスタチンを母骨格とする化合物ライブラリーの合成研究
Project/Area Number |
17035026
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Science and Engineering
|
Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
土井 隆行 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (90212076)
|
Project Period (FY) |
2005
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
|
Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
|
Keywords | テロメスタチン / デロメアーゼ阻害剤 / 環状ペプチド / ヘテロ環 |
Research Abstract |
本研究では,癌細胞の増殖能を司るテロメアーゼの阻害剤として,微生物の代謝産物から単離されたtelomestatin(1)の各種誘導体ライブラリーの効率的合成法を開発し,telomestatinの分子レベルでの機能解明,およびさらに強力な阻害剤開発に必要な知見を獲得することを目的とする。1は2つのメチルオキサゾール,5つのオキサゾール,およびチアゾリンが連続的に連結し環構造を有する特異な構造を有する。メチルオキサゾール,およびオキサゾールを含む2つのアミノ酸合成ブロックの合成を達成し,液相においてそれらのカップリング,オキサゾール環の構築に成功した。また大員環の環化を検討し,収率よく環化体を得た。現在7つめのオキサゾール環の構築を検討中で,その後,チアゾリシ環の構築を行って,telomestatinの全合成を行う予定である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)