Budget Amount *help |
¥26,600,000 (Direct Cost: ¥26,600,000)
Fiscal Year 2008: ¥7,600,000 (Direct Cost: ¥7,600,000)
Fiscal Year 2007: ¥7,600,000 (Direct Cost: ¥7,600,000)
Fiscal Year 2006: ¥7,600,000 (Direct Cost: ¥7,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
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Research Abstract |
高度に官能基化された有機ホウ素化合物の新しい合成法として,炭素置換基とホウ素置換基を不飽和有機化合物に同時に付加させる触媒反応であるカルボホウ素化反応を開発した。炭素-ホウ素結合の触媒的活性化を鍵段階とする反応として,シアノボランを用いるシアノホウ素化およびアルキニルボランを用いるアルキニルホウ素化反応を確立した。また,クロロボランをホウ素置換基の供給源とし,有機金属化合物を有機置換基の供給源として用いるカルボホウ素化反応も開発した。この反応では塩素-ホウ素結合の触媒的活性化が鍵段階となることもわかった。
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