細胞から個体までのリズム遺伝子発現の統合システムの解析
Project/Area Number |
17200024
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Neuroscience in general
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
岡村 均 神戸大学, 医学系研究科, 教授 (60158813)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増渕 悟 神戸大学, 医学系研究科, 助手 (80362771)
江本 憲昭 神戸大学, 医学系研究科, 助手 (30294218)
土居 雅夫 神戸大学, 医学系研究科, 助手 (20432578)
上山 友子 神戸大学, 大学院医学系研究科, 教室系技術職員 (00397829)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥48,230,000 (Direct Cost: ¥37,100,000、Indirect Cost: ¥11,130,000)
Fiscal Year 2006: ¥16,640,000 (Direct Cost: ¥12,800,000、Indirect Cost: ¥3,840,000)
Fiscal Year 2005: ¥31,590,000 (Direct Cost: ¥24,300,000、Indirect Cost: ¥7,290,000)
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Keywords | 時計遺伝子 / Per2 / コア・ループ / 視交叉上核 / 副腎皮質ホルモン / 転写 |
Research Abstract |
課題「視交叉上核から未梢臓器の未梢時計への時間シグナル伝達機構の解明」に関しては、以下の知見を得た。視交叉上核は、夜明け前に神経活動が上昇し始め、この指令が視床下部視束前野・背内側核、に至り、中脳網様体・橋中心灰白質・延髄網様体・脊髄中間質外側核に至る。中間質外側核の交感神経の節前ニューロンの興奮は、副腎交感神経系の興奮を引き起こし、副腎髄質のアドレナリン細胞からアドレナリンやペプチドを放出させる。これらの物質は、副腎皮質の束状層のステロイドホルモン産生細胞の各種遺伝子の発現変動を引き起こし、糖質コルチコイド産生を増大させ、放出させる。増大した糖質コルチコイドは血流に乗って、全身の細胞に運ばれる。細胞中に取り込まれた糖質コルチコイドは細胞質内の受容体に結合し、核内に移行し、Per1時計遺伝子のGREに結合し、転写を上昇させ、未梢組織の時間を視交叉上核の時間に同調させる。今回、光照射刺激も、上記ルートを使うことを明らかにした。 課題「新しい光テクノロジーによるリズムの統合機構」、に関しては、視交叉上核で、背内側そ細胞から、中間部の細胞にリズムのピークが遅れ、さらに数時間後に腹側部位いたる、動的リズム変異機構を認めた。 課題「時計遺伝子mPERに結合する蛋白質の質量分析計を用いた分析」、「視交叉上核の新規発現遺伝子の同定」、「臓器特異的コンディショナルノックアウトマウスの作成」に関しては所定の成果を収めている。
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Report
(2 results)
Research Products
(8 results)