Project/Area Number |
17360023
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Thin film/Surface and interfacial physical properties
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Research Institution | Gakushuin University |
Principal Investigator |
ARAKAWA Ichiro Gakushuin University, 理学部, 教授 (30125976)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
立花 隆行 学習院大学, 理学部, 客員研究員 (90449306)
三浦 崇 学習院大学, 理学部, 助教 (80337906)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
MIURA Takashi 学習院大学, 理学部, 助教 (80337906)
TACHIBANA Takayuki 学習院大学, 理学部, 客員研究員 (90449306)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥15,440,000 (Direct Cost: ¥14,900,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2008: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2007: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2006: ¥9,300,000 (Direct Cost: ¥9,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,800,000 (Direct Cost: ¥3,800,000)
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Keywords | 表面 / 界面物性 / 原子 / 分子物理 / 放射線 / X線 / 粒子線 / 分子性固体 / 光物性 / 表面・界面物性 / 原子・分子物理 / 放射線,X線,粒子線 / 電子遷移誘起脱離 / 水クラスター |
Research Abstract |
レーザープラズマ真空紫外光源を整備, 改造し, 同時に二つの異なる波長で試料を励起できる実験装置を完成した.低温面に凝縮した希ガス固体表面の上に作成した水クラスター, および水とメタン, 二酸化炭素等の複合クラスターを標的として, 真空紫外線励起により起こる脱離現象を観測し, 脱離種とその励起エネルギー依存性を系統的に調べた.その結果, 水クラスターについてはプロトンの付加したクラスター(分子数20程度まで)の脱離が優勢であること, それらがバルク氷の破砕生成物ではなく, 希ガス固体表面で孤立したクラスターがほぼそのまま脱離すること, 希ガスの励起を吸収してイオン化と脱離を起こすこと, などを明らかにした.水とメタンとの複合クラスターでは, クラスターのイオン化の際に, 水とメタンのどちらの分子がイオン化されるかによって, 脱離種の分子構成に違いが現れることを示唆する結果を得た.また真空紫外線によって起きたと思われる光化学反応により, メチルアルコール, エタンと思われる分子種を脱離イオンの中から見いだした.この生成過程の詳細は今後の研究課題である.
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