Jugendliche und junge Erwachsene in der multikulturellen Gesellschaft, dargestellt in der zeitgenossischen Literatur aus Sudtirol
Project/Area Number |
17520182
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
ヨーロッパ語系文学
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
IMAI Atsushi Kyushu Institute of Technology, 工学研究院, 准教授 (10380742)
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Project Period (FY) |
2005 – 2008
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2008)
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Budget Amount *help |
¥2,300,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2008: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2007: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | ドイツ文学 / South Tyrol / アイデンティティ / identity / Joseph Zoderer / Sabine Gruber / Helene Floss / Sepp Mall / 南チロル / 帰属意識 / 独文学 / 独語 / オーストリア:イタリア / 現代文学 |
Research Abstract |
南チロルの現代文学を眺めたとき、次の5つの点に共通の特徴を見てとることができる。(1) いずれの作家も60年代まで南チロルで主流だった「郷土文学」を拒否している。(2) タブーとされてきたイタリア割譲後の南チロルの歴史を背景に描いている。(3) 文化の狭間に立たされた人間のアイデンティティの葛藤を描いている。(4) 過剰なまでの言語意識は、「故郷」に対する愛憎やアイデンティティの葛藤と密接に関係している。(5) 彼らの文学には、異なる世界への憧憬を読み取ることができる。 ツォーデラーやグルーバーの小説では特に、「私たち」という言葉で表わされた集合的アイデンティティの意識と、帰属性という枠組みにおさまり切らない唯一無二の「私」を求める心との、内なる葛藤がテーマとなっている。そこに描かれているのは、同質性に基づいた既成グループへの帰属ではなく、雑種的・あいの子的存在としての「私」の新しいあり方を模索する若者たちであり、固定化し、類型化しようとする見方を拒否し、探し続けることのうちに自らの存在意義を見出そうとする若者たちである。
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Report
(5 results)
Research Products
(15 results)