Research on the transformation of governance structure in longeighteenth century England

• Project/Area Number: 17520487
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Section: 一般
• Research Field: History of Europe and America
• Research Institution: Hokkaido University
• Principal Investigator: HASEGAWA Takahiko Hokkaido University, 大学院・文学研究科, 准教授 (70291226)
• Project Period (FY): 2005 – 2008
• Project Status: Completed (Fiscal Year 2008)
• Budget Amount: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2008: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000); Fiscal Year 2007: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000); Fiscal Year 2006: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000); Fiscal Year 2005: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
• Keywords: アソシエーション / 自由主義 / 福音主義 / 政治文化 / 博愛主義 / イギリス / 市民社会 / 公共圏

Research Abstract

本研究では、福音主義とアソシエーションに焦点を当てイギリス名誉革命体制の統治構造の再編過程を考察した。福音主義者は、1780年代以降、日曜学校運動、奴隷貿易廃止運動などの団体を設立することによって中央と地方の関係を再編していった。とりわけ、サポレオン戦争期に設立された「貧民の状態改善協会」は、福祉に関わる情報収集団体として活動を行い、協会は集積された情報をもとに工場法などの社会政策立法に関与して、統治構造を変容させる社会改革を主導していったのである。

Research Products

• [Journal Article] ポスト・サッチャリズムの歴史学 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Journal Title: 歴史学研究 846号 Pages: 12-19
• [Journal Article] ナポレオン戦争期における政治社会の再編 : 貧民の状態改善協会とイギリス社会改革 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Journal Title: 『歴史的ヨーロッパの政治社会』(山川出版社)(近藤和彦編) Pages: 411-443
• [Journal Article] ポスト・サッチャリズムの歴史学 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Journal Title: 歴史学研究 846 Pages: 11-19
• [Journal Article] ナポレオン戦争期における政治社会の再編 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Journal Title: 近藤和彦編『歴史的ヨーロッパの政治社会』 Pages: 411-443
• [Journal Article] 博愛主義的団体と社会改革19世紀初頭イングランドにおける慈善と福祉 (2006)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Journal Title: 『進化経済学会論集』進化経済学会 10 Pages: 405-408
• [Journal Article] 博愛主義的団体と社会改革 (2006)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Journal Title: 進化経済学会論集 10 Pages: 405-408
• [Journal Article] <回顧と展望>ヨーロッパ 近代一般 (2005)
  • Author(s): 長谷川 貴彦
  • Journal Title: 史学雑誌 114・5 Pages: 339-341
• [Presentation] ポスト・サッチャリズムの歴史学歴史認識論争と近代イギリス像の変容 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 歴史学研究会大会・全体会
  • Place of Presentation: 早稲田大学、東京
  • Year and Date: 2008-05-17
• [Presentation] ポスト・サッチャリズムの歴史学 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 歴史学研究研究会大会・全体会
  • Place of Presentation: 早稲田大学、東京
  • Year and Date: 2008-05-17
• [Presentation] イギリス帝国史研究の新潮流 (2007)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 立命館大学言語文化研究所主催シンポジウム「北海道と国内植民地」セッション「帝国と移民問題」
  • Place of Presentation: 小樽商科大学、小樽
  • Year and Date: 2007-08-04
• [Presentation] イギリス帝国史研究の新潮流 (2007)
  • Author(s): 長谷川 貴彦
  • Organizer: 「北海道と国内植民は」シンポジウム
  • Place of Presentation: 札幌市、小樽商科大学(札幌サテライトキャンパス)
  • Year and Date: 2007-08-04
• [Presentation] イギリス自由主義の社会的基盤 (2007)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 日本西洋史学会第57回大会シンポジウム「市民社会と社会問題18-19世紀ヨーロッパの政治、経済、社会」
  • Place of Presentation: 新潟大学、新潟
  • Year and Date: 2007-06-18
• [Presentation] イギリス自由主義の社会的基盤:貧民の状態改善協会の統治構想 (2007)
  • Author(s): 長谷川 貴彦
  • Organizer: 日本西洋史学会第57回大会シンポジウム「市民社会と問題」
  • Place of Presentation: 新潟市、新潟大学
  • Year and Date: 2007-06-17
• [Presentation] 「ニューレフト史学の遺産」「歴史と人間」 (2006)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 研究会15周年特別企画シンポジウム『近代イギリス史研究の現場を回顧する都築忠七先生を迎えて』
  • Place of Presentation: 一橋大学、国立市
  • Year and Date: 2006-12-23
• [Presentation] 「博愛主義団体と社会改革「貧民の状態改善協会」の諸活動」 (2006)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 政治経済学・経済史学会(北海道部会)
  • Place of Presentation: 北海道大学、札幌
  • Year and Date: 2006-09-21
• [Presentation] 「博愛主義的団体と社会改革19世紀初頭イングランドの国家と社会」企画セッション「制度進化への経済史的アプローチフィランスロピーの進化」 (2006)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Organizer: 第10回進化経済学会大会
  • Place of Presentation: 北海道大学、札幌
  • Year and Date: 2006-03-25
• [Book] イギリス文化史入門 (2009)
  • Author(s): 長谷川貴彦、井野瀬久美恵
  • Publisher: 昭和堂(刊行予定)
• [Book] 歴史的ヨーロッパの政治社会 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦、近藤和彦
  • Publisher: 山川出版社
• [Book] ピーター・バーク『文化史とは何か』 (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦、翻訳
  • Total Pages: 230
  • Publisher: 法政大学出版局
• [Book] 文化史とは何か (2008)
  • Author(s): 長谷川貴彦
  • Total Pages: 220
  • Publisher: 法政大学出版局