ヒト試料中化学兵器剤のGC/MSの高感度分析法開発
Project/Area Number |
17590577
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Legal medicine
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
渡部 加奈子 浜松医大, 医学部, 助教授 (70288546)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 修 浜松医科大学, 医学部, 教授 (70093044)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,680,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2007: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2006: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
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Keywords | GC / MS / 化学兵器剤 / 薬毒物高感度分析法 / テロ / テロ対策 / 低温オーブントラッピング / 飛行時間型質量分析法(TOFMS) / マトリックス / ガスクロマトグラフィー / マススペクトロメトリー(GS / MS) / 低温オーブントラッピング法(COT) / 化学兵器 / 生物兵器 |
Research Abstract |
(1)化学兵器剤の入手と知識の収集について 化学兵器剤は特殊な化学物質が多い。神経剤・糜爛剤・無能力剤・嘔吐剤・催涙剤・窒息剤・血液剤などであり、入手がなかなか困難である。その中でも入手可能そうな物質クロロピクリン(窒息剤)・ホスゲン(窒息剤)などの購入を試みているが、まだ未購入であり、それらの化学物質の性格や毒性を参考文献にて勉強している。 (2)各々の化学兵器剤の基礎実験方法についての計画 これらも物質によって、実験方法の過程のすべてが異なってくるが、一番最適な実験方法、つまり、簡便な抽出法、再現性がよくて、実際のマトリックスで定量ができる分析法の考察である。これは過去の経験にもとづく知識や、参考文献を利用して、カラムの選定や内部標準物質から慎重に研究中である。もちろん、分析機器ガスクロマトグラフィーマススペクトロメトリー(GC/MS)のメンテナンスの面でも、ターボポンプ・分析ワークステーションを改良した。さらにGC/MSで、我々が開発した低温オーブントラッピング法を試みる事も計画している。飛行時間型質量分析法(TOFMS)による分析についても検討中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)