Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
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Research Abstract |
名古屋市立城北病院小児科および産婦人科と協力して共同研究を行うこととした。名古屋市立城北病院が今回の研究に適している点は(1)新生児出生例、特に早産児出生例が多く、新生児低酸素性虚血性脳症および脳室周囲白質軟化症の症例が多く認められる可能性が高いこと、(2)胎盤の病理検査をほぼ全例で行っており、胎盤の病理所見、特に羊膜絨毛膜炎と新生児低酸素性虚血性脳症および脳室周囲白質軟化症との関連をみることができる。の2点である。名古屋市立城北病院で出生した新生児のうち、保護者から研究について同意の得られた症例を対象として研究計画を作成した。研究計画について城北病院の倫理委員会で承認されたが、名古屋市立大学の倫理委員会では研究計画について現在継続審議中である。方法としては出生時に臍帯血から1mlを採血後、30分以内に血清分離を行い、血清を-20℃以下の冷凍庫で保存する。血清のサイトカインの測定はモノクローナル抗体のマイクロアレイを用いた、ProteoPle 16-Well Human Cytokine Array (Novagen、タカラバイオ株式会社)で行うこととした。測定項目はIL-1α,IL-1β,IL-2,IL-4,IL-6,IL-7,IL-8,IL-10,IL-12p70,GMCSF,IFNγ,TNFαの12項目である。キットは約10サンプルを同時に測定が可能である。他の疾患の検体を用いて測定が可能であることを確認した。
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