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対話型科学コミュニケーションの国際的・国内的ネットワークの構築

Research Project

Project/Area Number 17630013
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeSingle-year Grants
Section企画調査
Research Field Science education
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

綾部 広則  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 特任助手 (80313211)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中村 征樹  東京大学, 先端科学技術研究センター, 助手 (90361667)
両角 亜希子  東京大学, 大学院教育学研究科, 助手 (50376589)
黒田 光太郎  名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (30161798)
川崎 勝  山口大学, 医学部, 助教授 (70253177)
小林 信一  筑波大学, ビジネス学研究科, 教授 (90186742)
Project Period (FY) 2005
Project Status Completed (Fiscal Year 2005)
Budget Amount *help
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Keywords科学コミュニケーション / カフェ・シアンティフィーク / サイエンス・カフェ
Research Abstract

欧米においては、近年、科学コミュニケーションにおける新たな試みとして、カフェ・シアンティフィーク(以下、CS)と呼ばれる活動が急速に広まっており、すでに実施主体間での国際的なネットワークが形成されている。一方、日本においても最近になってCSの手軽さもあって実際に実行しようとする団体が増えてきているが、しかしそれらの大半は欧米の表面的な模倣である場合が多く、そもそもなぜCSが開始されたのか、そしてそれは科学コミュニケーションにおいていかなる位置づけをもつのかを十分に理解した上で行われているとは言い難い。そこで本研究では、1)欧州各国における対話型科学コミュニケーションの現状に関する調査と国際的ネットワークの確立を行うとともに、2)日本における実験的導入と国内ネットワークの構築を実施した。
まず、1)については、その他の国と際だった違いをみせているフランスとアジア地区の事例として韓国の状況を調査した。とりわけ、フランスについてはCSの発祥とされている英国のように話題提供者による発話を基本とするスタイルとは異なり、最初から議論に入ること、しかも単一の話題提供者ではなく、賛否双方の意見を持つ複数の話題提供者を参加させるというスタイルなど、英国やその他の地域において一般的に行われるのと際だった違いが見られ、日本における今後のCS運営においてもきわめて示唆的な成果であった。
2)については、1)の海外調査の結果を活かしつつ、東京・下北沢において数回程度の実験的活動を繰り返したが、さらに4月に開催された「カフェ・シアンティフィーク」に関するシンポジウムに企画段階から協力することで、国内の実施主体を招聘し交流を行い、国内間でのネットワークが形成される重要な契機をつくった。

Report

(1 results)
  • 2005 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2005

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] カフェ・シアンティフィークにようこそ2005

    • Author(s)
      中村 征樹
    • Journal Title

      バイオニクス 2005年7月号

      Pages: 14-15

    • Related Report
      2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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