Project/Area Number |
17631005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 企画調査 |
Research Field |
Nanomaterials/Nanobioscience
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
谷垣 勝己 東北大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60305612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野末 泰夫 大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (60125630)
山中 昭司 広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90081314)
榎 敏明 東京工業大学, 大学院理学研究科, 教授 (10113424)
細野 秀雄 東京工業大学, フロンティア創造共同研究センター, 教授 (30157028)
木村 薫 東京大学, 大学院・新領域創成科学研究科, 教授 (30169924)
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Project Period (FY) |
2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | ナノ空間 / クラスタ / 新物質 / IV族元素 / 電子物性 / 構造 |
Research Abstract |
本企画調査研究では、配列したナノ空間を利用した新物質の開拓・関連した基礎科学・応用という観点から、現在報告されている研究開発の現状と動向を企画調査した。配列したナノ空間を新物質開拓の観点から考えた場合、主としてAl,B,C,Si,Ge元素を中心とする多面体構造の物質空間および周期的配列空間を有した無機系ナノ多孔質物質が考えられる。実際の調査研究では、(1)物質系分野を詳細に分類して、(I-1)Si,Ge系ナノ多面体物質(I-2)ゼオライト系無機多孔質物質(I-3)Al,B系多面体系物質(I-4)炭素系内部空間物質(I-5)ナノポーラス物質(1-6)新しい配列ナノ空間物質の6分野に分類して調査研究を行った。また、ナノ空間物質では、その微細な空間および構造をどのように精密に決定するという重要な課題がある。本課題に対しては、(II)ナノ構造に関する研究状況の調査のために、(II-1)電子線観測を利用したナノ構造(II-2)高輝度放射光施設などを利用したナノ構造解析の観点から、構造に関する研究の進展を調査した。文献調査などの資料収集および情報収集などを行った結果をもとにして、企画調査報告書を作成した。また、本調査研究のメンバーならびに招待講演者により組織した研究会を開催して、将来の展望に関して議論した。また、企画調査研究の期間に、応用物理学会におけるシンポジウムを企画して、ナノ配列空間を利用した新物質科学---ユビキタス元素戦略と称する講演会を開催して、今後の研究動向を議論した。
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