Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮田 等 新潟大学, 自然科学系, 助教授 (80192368)
住吉 孝行 首都大学東京, 都市教養学部, 教授 (30154628)
末包 文彦 東北大学, 大学院理学研究科, 助教授 (10196678)
久世 正弘 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助教授 (00225153)
安田 修 首都大学東京, 都市教養学部, 助手 (50183116)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
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Research Abstract |
原子炉ニュートリノを用いた国際的な連携を含めた共同研究の準備調査を早期に実現させるため,以下のような企画・調査が実施された。 1.全員による企画会議及び部分による頻繁な打ち合わせ,視察等が実施された。 2.KASKA検出器に関する問題点の分析し,その最適化を図るための検討をした。 3.原子炉ニュートリノによる研究及びその周辺についての理論的な背景についての研究を行った。 4.原子炉ニュートリノを用いるという特徴とその規模を考慮し,原子炉研究の側面での意義の調査を行うとともに,原子力学会へも働きかけた。 5.世界の原子炉ニュートリノ研究者を集めた国際研究集会を開催した。 D-Choozグループなどの原子炉ニュートリノ実験の関係者,及び原子炉ニュートリノスペクトルの計算を行っている理論家等を国内外から招聘し,世界第一線の原子炉ニュートリノ研究者達と最新の情報を交換し,今後の方向を議論した。 6.原子炉ニュートリノ研究のホームページを充実させ,国内外の情報集約と研究者間の情報伝達を促進する。 7.実験技術などの情報交換のため,海外の研究所の視察や国際会議での発表を行った。 8.以上の調査等を元にして,原子炉ニュートリノ振動検出実験の計画を立てると共に,ニュートリノによる原子炉研究に関する研究項目を決める。本調査終了時には,報告書をまとめる。 以上の企画調査活動を行うために,頻繁な企画会議と小規模な打ち合わせ、及び国際研究集会をもった。また、国際会議や原子力学会などでの講演などを積極的に行うとともに、中軸となる原子炉ニュートリノ実験の研究概要を示すパンフレットを作成した。
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