次世代ネットワークプロトコル設計のためのTCPの競争解析およびゲーム理論的解析
Project/Area Number |
17650004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Fundamental theory of informatics
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
今井 浩 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 教授 (80183010)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
稲葉 真理 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 特任助教授 (60282711)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,000,000 (Direct Cost: ¥2,000,000)
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Keywords | TCP / 量子ネットワーク / 競争解析 / ゲーム理論 / 量子対話ゲーム / 輻輳 / ネットワーク / オンライン解析 |
Research Abstract |
研究代表者の今井は、研究グループを統括しながら、インターネットでのユーザの利己的振る舞いや次世代ネットワークとして期待されるモデルの性能の解析を、17年度に引き続き行った。ユーザの利己的振る舞いの解析については、それを将来ネットワークモデルである量子ネットワーク上で量子ゲーム理論を適用することを検討し、それが量子非局所性解析のための量子対話ゲームについての考案へと構想していた範囲を超える展開をはかることができた。また、量子通信路容量計算に関連して、最小包含球計算に関する離散構造の解明も行う成果を得た。量子ネットワークは、量子暗号を通して究極の安全性を保証できるネットワークで、そこでの安全性や通信量解析に資する成果が得られている。これらの成果は、その基礎的成果部分については論文誌掲載まで進めることを行った。 研究分担者の稲葉は、現在のインターネットが抱える大きな問題に取り組み、将来の地球規模の高速大容量通信を実現に向けた調査研究を進めた。Long Fat Pipeと呼ばれる長距離大帯域のネットワーク通信において重要な課題であるパケットロスについて、実際の環境下での実験を通して問題点を洗い出し、その中で方式を拡張することによって避け得るパケット損失を明らかにした。問題となる大きな要因は、ボトルネック効果の現れ方と中間でのスイッチの性能であり、それら大半が解決できることを示し、それをNPC2007国際会議で発表した。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)