ノードの回収および再配置が容易なセンサーネットワークの基礎検討
Project/Area Number |
17650014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Computer system/Network
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
渡辺 尚 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (90201201)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
萬代 雅希 静岡大学, 情報学部, 助手 (90377713)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,400,000 (Direct Cost: ¥3,400,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,800,000 (Direct Cost: ¥1,800,000)
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Keywords | 情報通信工学 / ネットワーク / センサネットワーク / ユビキタスネットワーク / センサーネットワーク |
Research Abstract |
本研究では、バッテリ切れ、新デバイスへの交換、過酷な自然条件でのノードハードウエア劣化などの理由でセンサーノードが使用不可能になった場合に対応するため、古いセンサーノードの回収と新たなノードの配置、すなわち交換が容易な方式を提案し、評価することを目的とした。 本年度は、まず、前年度までに開発したトラフィック局所化ルーチング方式 (地理的に回収および交換を容易にするために、通過するゾーンを地理的に特定する方式)の詳細な評価を行った。既存方式や理想的な省電力ルーチング方式との比較評価などの結果、本方式は省電力の観点からは課題を有すが交換の容易性については従来方式等より優位であることがわかった。 次に、新たな方法であるMACプロトコルによる対処として、Continuous Covering-Group Division(CCGD)方式を開発した。この方式は、まずセンサノードを複数のクラスに分類する。これは、センシング領域が重複しているノードが別クラスに属すように分割する。そして、各クラスごとに電源オフの時間を制御することにより電力消費に差を付け、ノード交換を容易にする。トラフィック局所化ルーチングが交換対象を地理的に限定するのに対し、MACプロトコル対処法はノードの交換は全領域が対象となる。本方式の基礎評価を行ったところ、交換グループや交換タイミングに周期性を持たせることが可能であることが分かった。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)