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分子標的性リポソームを用いた不安定プラークイメージング法の開発

Research Project

Project/Area Number 17650154
Research Category

Grant-in-Aid for Exploratory Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field Medical systems
Research InstitutionSaitama Medical University

Principal Investigator

西岡 利彦  埼玉医科大学, 医学部, 講師 (10364746)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐々木 修  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (90364794)
井上 芳郎  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (20337588)
真崎 暢之  埼玉医科大学, 医学部, 助手 (00364795)
Project Period (FY) 2005 – 2006
Project Status Completed (Fiscal Year 2006)
Budget Amount *help
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,600,000 (Direct Cost: ¥1,600,000)
Keywords不安定プラーク / リポソーム / 超音波イメージング
Research Abstract

分子標的性気泡含有リポソームを用いて、不安定プラークの超音波イメージングが体表面または血管内から可能か検討した。
(1)RGDペプチド、抗ICAM-1抗体、抗酸化LDL抗体を気泡含有リポソームの表面に付着させて分子標的性のある気泡含有リボソームを作成した。
(2)動脈硬化を自然発症するWatanabe heritable hyperlipidemic(WHHL) rabbitに、上記の3種類の分子標的性気泡含有リボソームを静脈内投与して、体表面からリニアプローブを用いて総腸骨動脈から大動脈にかけての動脈硬化巣の超音波イメージングを実施した。同時に、血管内超音波カテーテルを用いて、同部位のイメージングを行い、分子標的性気泡含有リポソームによる超音波画像の増強効果を評価した。体表からのイメージングでは、動脈硬化巣の増強効果は、RGDペプチド、抗ICAM-1抗体、抗酸化LDL抗体の順に大であった。血管内からのイメージングにおいても、動脈硬化巣の増強効果は、RGDペプチド、抗ICAM-1抗体、抗酸化LDL抗体の順に大であった。体表面および血管内からのいずれのイメージングにおいても、画像の増強効果はプラークサイズの大きい部位でより著明であった。
(3)この動脈標本を通常のHematoxylin Eosin染色、Elastica-Van Gieson染色、Masson trichrome染色及びマクロファージと平滑筋細胞に対する免疫染色を用いて検討し、AHA分類に従ってTypeI、II、III、IV、Va、Vb、Vc、VIの8っのカテゴリーに分類した。分子標的性気泡含有リポソームの付着している部位は主として通常の動脈硬化性プラークにおける内皮損傷部位であって必ずしも不安定プラークではなく、AHA分類のType Va、Vb、VIを不安定プラークと定義すると、RGDペプチドを用いた場合の感度は72%、特異度は35%であった。

Report

(2 results)
  • 2006 Annual Research Report
  • 2005 Annual Research Report

URL: 

Published: 2005-04-01   Modified: 2016-04-21  

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