教育ロボット用プログラム開発への携帯ゲーム機の応用に関する研究
Project/Area Number |
17650248
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Science education
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Research Institution | Sendai National College of Technology |
Principal Investigator |
熊谷 和志 仙台電波工業高等専門学校, 助教授 (40270201)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大泉 哲哉 仙台電波工業高等専門学校, 教授 (70152048)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,900,000 (Direct Cost: ¥1,900,000)
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Keywords | 教育工学 / 計算機システム / 知能ロボティツクス / 制御工学 / 携帯ゲーム機 / ロボットプログラミング / 教育ロボット / 知能ロボティックス |
Research Abstract |
前年度までに,開発環境の構築,および,ロボットプログラミングシステムとして携帯ゲーム機上で動作するシステムソフトウェアが最低限備えるべき機能である,チップ方式エディタの考案と開発,クロスコンパイラの開発,データ保存機能の実現までを行っている.前年度までに必要な開発作業をほぼ終えているので,平成18年度は主として有用性の評価を行った. (1)有用性の評価 前年度までに開発した,ロボットプログラミングシステムの有用性の評価を試みた.当初想定していた小中学生対象のアンケートは,システムカセットの数,必要な時間,得られる意見の有用性などを考慮した結果,実施を見送ることにした.代わりに,複数の高専学生等に試用してもらい,意見を聴取した.また,ロボットコンテストに実際に出場し,有用性を確認した. (2)システムソフトウェアの改良 前項で得られた意見や評価結果をもとに,システムソフトウェアを改良した.主に表示関係を小幅に改善した. 携帯ゲーム機を使ってロボットプログラミングを行うシステムを開発できたので,本研究課題は補助金交付期間内に十分な成果を得ることができたといえる.本研究の目的には,パソコンに代わるプログラミング環境を提供することだけでなく,本システムのようなツールの普及によってロボットを教材から身近な玩具へと意識変化させるという狙いもある.いかに本システムの普及を図るかが今後の課題として挙げられる.
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)