大学と地域の環境マネジメント協働モデル構築に関する基礎的研究
Project/Area Number |
17651014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Environmental impact assessment/Environmental policy
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
小林 英嗣 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (70002003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上野 武 千葉大学, キャンパス整備企画室, 助教授 (30312929)
有賀 隆 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 助教授 (60303658)
坂井 猛 九州大学, 大学院・工学研究院, 助教授 (30253496)
小松 尚 名古屋大学, 大学院・環境学研究科, 助教授 (80242840)
小篠 陸生 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (00250473)
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Project Period (FY) |
2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 環境マネジメント / 大学と地域 / アセスメント / キャンパスマスタープラン / EIR / 都市マスタープラン / 大学経営 / 都市経営 |
Research Abstract |
本研究の具体的な目標を、都市・大学の空間、活動資源の位置づけを再定義し、大学・都市経営双方に資する空間、資源、資産の総体を環境として捉え、中・長期的に持続的な活動展開を実現するための要素を抽出し、それらの実効性を確認するための計画指標を構築することとした。 1.研究課題にある環境マネジメントという視点を仮説的に、施設のマネジメントではなく、施設集合、屋外環境などの物的資源、人的、知的活動資源を含め、大学・都市を総体として捉えた「環境」としてマネジメントすることとした。 2.上記の仮説と研究協力者であるアメリカのキャンパス計画実務者とのディスカッションを基礎として研究対象となる事例を再度精査し、環境マネジメントを行っている特徴的な事例として、コロンビア大学+ニューヨーク市、ペンシルベニア大学+フィラデルフィア市、イエール大学+ニューヘブン市、MIT、ハーバード大学+ケンブリッジ市とした。 3.上記の大学の計画担当者、都市側の計画担当者のそれぞれに対して2005年10月29日〜11月6日に現地ヒアリング調査、資料収集、討論を実施した。収集資料は、1)キャンパスマスタープラン、2)アカデミックプラン、3)EIR(環境影響評価書)関係の資料、4)都市マスタープラン等である。 4.環境マネジメントの枠組みを構築するために、(1)計画系要素、(2)開発系要素、(3)環境系要素、(4)施設系要素、(5)連携系要素の5つの視点よりさらに項目を抽出し、それをもとにヒアリング調査の結果を分析、検討した。 5.その結果をもとに、日本建築学会に対して7編の論文を投稿した。
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Report
(1 results)
Research Products
(7 results)