情報の多重化による理解促進型システムの研究-古地図と名所図会の統合・連携を例に-
Project/Area Number |
17652024
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese literature
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Research Institution | National Institute of Japanese Literature |
Principal Investigator |
中村 康夫 National Institute of Japanese Literature, 文学形成研究系, 教授 (60144680)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
野本 忠司 国文学研究資料館, 複合領域研究系, 准教授 (20321557)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2007: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,700,000 (Direct Cost: ¥1,700,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 理解促進 / 情報構造 / データベース / システム / 画像 / テキスト |
Research Abstract |
本研究は、高精細画像閲覧システムをデータベースシステム化し、そこに、フルテキストをデータベース化するシステムを合わせて搭載することにより、そこに展開されるデータベースの情報を多重化しようとしている。このシステム構築が成功することにより、例えば地図のような画像がベースになるデータベースと、名所図会のような画像もテキストも情報としてあり、比率としては半々のもの、さらには、源氏物語、勅撰集や歴史史料などのテキスト本位のデータベースが統合され、いろいろな情報が重なって検索でき、連動して表示できるので、利用者の理解が促進され、思考が能率的になることが見込まれる。 フルテキストなので、検索され、表示される情報は地名だけでなく、固有名詞全般は言うに及ばず、普通の文字列検索としても機能する。 タグ方式はXMLを採用する予定であったが、今まで開発のベースになっている方式でまず成功させることを優先し、XML化は将来のこととした。 平成19年度は、そのシステムの当初予定段階の完成にこぎつけ、関連の資料購入にも努めた。
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)