中州全韻・韻學驪珠を規範とする崑曲音韻體系の音聾データ製作
Project/Area Number |
17652037
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Literatures/Literary theories in other countries and areas
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Research Institution | Nagasaki Institute of Applied Science |
Principal Investigator |
石井 望 長崎総合科学大学, 工学部, 講師 (50341558)
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Project Period (FY) |
2005
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2005)
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Budget Amount *help |
¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
Fiscal Year 2005: ¥3,100,000 (Direct Cost: ¥3,100,000)
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Keywords | 昆劇 / 昆曲 / 音韻 / 音律 / 太倉 / 漢文 / 昆山 / 呉語 |
Research Abstract |
現行の崑曲中州音の体系を明らかにするため、最適任と判断した女優王芳を日本に招くべく画策したが、三芳は著名女優として多忙を極めてゐたので、本申請者が蘇州に赴き討論を行なった後、上海で撮影・録音を行なった。撮影は口唇の動きを捉へるためである。蘇州上海への出張は計三回となった。その成果をもとに「崑曲中州韻教材」(附DVD・CD)を製作し、出版のため平成十八年度研究成果公開促進費を申請した。採用されない場合は自費出版の可能性を探ることとならう。 製作の副産物として「崑曲中州韻表説」(附朗読CD音盤)が台湾国立中央大学「戯曲研究通訊」に掲載される予定である。またこれを通じて漢字音史全体への理解を深め、数百年来の論争の的たる「韻鏡」の構成方法を解き明かした。その成果「韻鏡内外転決疑」は急ぎ長崎総合科学大学紀要に掲載予定である。また準備段階からの副産物としての論文は下の一覧に列する通りである。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)