Project/Area Number |
17652054
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Japanese language education
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
松本 久美子 長崎大学, 留学生センター, 助教授 (70295111)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,200,000 (Direct Cost: ¥2,200,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,000,000 (Direct Cost: ¥1,000,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
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Keywords | 国際協力活動 / 国際貢献 / NPO / 人材育成 / サービスラーニング / 海外体験学習 / ボランティア |
Research Abstract |
2006年度は4月初旬から主として神戸・京都・長崎ワークキャンプ参加者の募集を開始した。このフィリピンでのワークキャンプは、本研究の協力団体であるNPO法人GIVEが1991年から15年間にわたって継続して実施しているものである。ワークキャンプ地の決定と現地での下準備は、現地協力団体DAWV Foundationの協力を得て行った。日本では、京都と長崎にそれぞれコーディネーターを置き、参加者は京都と長崎でそれぞれ下準備((1)現地での活動について話し合い(2)活動のための教材等の作成および練習(3)OGによる体験談とその内容についての質疑応答(4)タガログ語の学習およびフィリピンの文化についての学習等)を行った。また、コーディネーターはそれぞれ2日間に渡って事前合宿セミナー((1)ボランティア(2)国際協力(3)異文化間コミュニケーション(4)危機管理等)を開催した。 2006年9月7日から9月16日までフィリピンのバタンガス州にあるバレテ村でワークキャンプを実施した。参加者は日本人7名、バレテ・ファミリー・ファーム・スクールの職員1名、生徒約60名、DAWVスタッフ1名である。参加者にはワークキャンプ前後にアンケート調査を実施した。また、キャンプ期間中、毎日、日記形式でレポートを書かせ、それを提出させた。研究代表者である松本は長崎のコーディネーターとしてキャンプに参加した。 ワークキャンプ終了後、報告書作成に着手し、『WorkCamp1991〜2006-国際協力15年間の歩み-』を作成した。作成に当たっては、1991年度からの参加者にも協力を呼びかけた。アンケート調査等の結果から、ワークキャンプが大学の人材育成のための有効な手段であるということが明らかになった。2007年度に研究成果を学会等で発表する予定である
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