Project/Area Number |
17652067
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Foreign language education
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Research Institution | Gifu National College of Technology |
Principal Investigator |
亀山 太一 岐阜工業高等専門学校, 一般科目, 教授 (60214558)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2005: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
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Keywords | 高専教育 / 英語教育 / 教材開発 |
Research Abstract |
本研究の第一の目的は、英語の授業において連想ツリー法による英作文演習を可能にするための道具を作ることである。ここでいう道具とは、コンピュータおよびネットワークを使った電子ノートブックである。連想ツリー法による英作文とは,一つの英文から複数の文を連想し、それぞれにまた連想される複数の文をツリー状に連ねていくことである。これまでの紙のノートでは、浅い階層のツリーしか書くことができないため、この方法による実践は不可能であった。本研究では、これを解決するためにコンピュータを利用する。ワープロソフトのアウトライン機能のように、ほとんど無制限な分岐および階層のツリー展開を可能にするソフトウェアがあればそれが可能になる。 本年度は、連想ツリー法による英作文演習が、従来型の自由英作文演習と比較してどのような特徴を持つのかを調査するため、本校学生に対し、連想ツリー法による英文作成とこ自由英作文による英文作成の2種類の課題を行った。その結果、連想ツリー法による英作文演習は、自由英作文に比べ、生成する英文の数が多くなるが、1分の長さが短くなる傾向があることがわかった。したがって、全体的な傾向としては、その発想原点である「できるだけ多くの英文を作成する」という目的にかなう方法であるといえるが、学生の個人差により、自由英作文の方が効果が上がると予想される場合や、連想ツリー法による英作文課題が単一パターンの英文を量産するだけに終わる恐れもあるといえる。
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