Project/Area Number |
17654005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Algebra
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
庄司 俊明 Nagoya University, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (40120191)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
行者 明彦 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (50116026)
落合 啓之 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (90214163)
宮地 兵衛 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助教 (90362227)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,900,000 (Direct Cost: ¥2,900,000)
Fiscal Year 2007: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2006: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,100,000 (Direct Cost: ¥1,100,000)
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Keywords | 有限体上の対称空間 / 有限簡約群 / Lusztig予想 / 古典群 / 指標層の特性関数 / Hecke環 / 概指標 / 新谷descent / Weyl群 / Springer表現 / Induction Theorem |
Research Abstract |
有限簡約群G(F_q)の表現論と有限体上の対称空間の理論を結び付ける研究を行った。有限簡約群の既約指標を決定する問題は、G(F_q)の概指標と、指標層から得られる特性関数がスカラー倍を除いて一致するというLusztig予想により、原理的に解決される。簡約代数群Gが連結な場合、Lusztig予想は筆者により解決された。そこで次の問題はLusztig予想に現れるスカラーの決定である。標数が十分大きいとき、古典群、Sp_{2n}(F_q),SO_N(F_q)については筆者の仕事を拡張する形でWaldspurgerによりこのスカラーは決定されている。しかしこの方法はある種の等式の値をmodulo4で評価するものであり、qが2と素であることが本質的である。したがって、この方法は標数2の古典群には適用できず、それを扱うためには、根本的に新しい方法を見つける必要があった。 今年度の研究で、有限体上の対称空間の理論と結び付けることにより、標数が2の場合の、Sp_{2n}(F_q)に対してスカラーを決定することができた。G=SP_{2n}とする。 G(F_q)の単位表現をG(F_{q^2})に誘導して得られるG(F_{q^2})の表現をVとする。G(F_{q^2})の既約表現とVとの重複度は、川中、Lusztigにより計算されている。これよりG(F_{q^2})の概指標とVの重複度も分かる。一方、ある種の指標層の特性関数とVとの重複度も計算できる。これより、G(F_{q^2})に関してはLusztig予想に現れるスカラーを決定できる。この部分は標数に無関係に成立する。さらに標数が2の場合は、て、ある種の特殊化の議論をすることにより、G(F_{q^2})の場合のスカラーとG(F_q)の場合のスカラーが一致することが示される。これより、G(F_q)のスカラーが決定される。証明の過程で、Murghnahan-Nakayamの公式を利用した、かなり面倒なHecke環の指標の計算をする。この証明の議論は、かなりの部分は SO_{2n}(F_q)にも適用できるが、この場合、全ての場合を尽くすことができない。これを扱うには、non-split型のSO_{2n}に関する対称空間を考える必要があり、それは非常に興味ある問題である。
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)