Project/Area Number |
17654014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Geometry
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
小林 亮一 Nagoya University, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (20162034)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
管野 浩明 (菅野 浩明) 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (90211870)
永尾 太郎 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 准教授 (10263196)
戸田 正人 お茶の水女子大学, 理学部, 准教授 (80291566)
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Project Period (FY) |
2005 – 2007
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2007)
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Budget Amount *help |
¥2,500,000 (Direct Cost: ¥2,500,000)
Fiscal Year 2007: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2006: ¥800,000 (Direct Cost: ¥800,000)
Fiscal Year 2005: ¥900,000 (Direct Cost: ¥900,000)
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Keywords | Ricci flow / 四元数Kaehler空間 / twistor空間 / 古代解 / 特異点 / 崩壊 / Kaehler-Einstein計量 / 曲率テンソル / Ricchi flow / 4元数ケーラー多様体 / Wolf空間 / 極小曲面 / ガウス写像 / 代数的極小曲面 / 擬代数的極小曲面 / 周期条件 / ネヴァンリンナ理論 / 剛性定理 / リーマン幾何的熱浴 |
Research Abstract |
Ricci flowに有限時間で現れる時空の特異点の時空でのrescale極限はRicci flowの古代解(存在時間が過去に無限に伸びた解)であり,それは特異点情報をすべて持っている.Ricci flowは弱放物型の発展方程式だから,過去に無限に伸びた解の存在は解析的には奇跡である.幾何的にはきわめて特殊な条件下でないとこのような解は存在することができない.Einstein計量の存在から幾何的な情報を導出するための方法として古代解を使うというアイディアはHami1tonがRicci flowによる幾何化予想の研究で最初に導入し,始めて実装に成功したのはPerelmanである.Hami1ton/Perelmanの思想を正の四元数Kaehler空間のtwistor空間の自然な崩壊をRicci flowで実現して適用したのが本研究である.Twistor空間のEinstein計量(少なくとも2つ)のうちKaehler-Einstein計量をとりあげ,KE計量を中心とするRicci flow不安定セルの構成を試みた.正の四元数Kaehler空間の正規直交枠束のholonomy簡約上の動標構と接続形式のSp(1)部分を組み合わせてtwistor空間上のKE計量を含むRiemann計量の2パラメタ族で次の3つの性質を持つものを構成した.(1)この族に初期計量を持つRicci flow解はこの族に属する.(2)この族に初期計量を持つRicci flow解はすべて古代解である.(3)この族に初期計量とするRicci flow解は有限時間で崩壊し,それはtwistor束の2つの自然な崩壊を実現する.これによりtwistor空間の自然な崩壊とKE計量がRicci flow解でつながっていることが分かった.2つの崩壊のうち底空間が速く収縮するものを選んでBanso/ShiのRicci flow解の勾配評価を適用することにより,正の四元数Kaehler空間の曲率テンソルが平行になることが示される.これはLeBrun-Salamon予想への肯定的解決を与える.
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Report
(3 results)
Research Products
(11 results)