Project/Area Number |
17654064
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Condensed matter physics II
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
為ケ井 強 (為ヶ井 強) 東京大学, 大学院工学系研究科, 助教授 (30183073)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳永 将史 東京大学, 大学院工学系研究科, 助手 (50300885)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥2,700,000 (Direct Cost: ¥2,700,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,300,000)
Fiscal Year 2005: ¥1,400,000 (Direct Cost: ¥1,400,000)
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Keywords | 磁気光学法 / 超伝導・磁性複合膜 / 磁束量子 / 超伝導-磁性複合膜 |
Research Abstract |
昨年度作製した超伝導体-磁性体複合膜である磁性ガーネット膜に直接スパッター法で超伝導体であるNbを蒸着した膜における磁束量子の観測を引き続き行った。一方、他の超伝導体を用いた例としてPb薄膜を作製し、さらにそこにフォトリソグラフィーによる微細加工を施すことにより、超伝導ネットワークを形成した。一辺数μmの縦・横数格子からなる有限系ネットワークから、縦・横100格子以上の実質的に無限と見なせるネットワークの形成に成功した。これらの超伝導ネットワークを磁気光学観察することにより、ねらい通りの磁気パターンが形成されていることを確認することができた。今後は磁性ガーネット上により細かなネットワークパターンを形成し、磁気光学観察することが必要である。 微細な磁気構造を磁気光学効果を用いて可視化する為、磁性ガーネット膜の作製を有機金属堆積(MOD)法の自動化を行った。MOD法では、一回の500A程度しか堆積できないため、実用的な厚さである1μm程度の薄膜を作製するには、数十回行程を繰り返す必要があり、この間に薄膜が汚染される等の問題がある。そこで、塗布、乾燥、焼結を連続的に同一の場所で行えるようなシステムを組み上げた。当初、乾燥には高周波加熱法を用いていたが、低いパワーでの安定性に問題があったため、熱風による乾燥に切り替えた。このようにして自動MODシステムで作製した磁性ガーネット膜に対して磁気光学的評価を行った。
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