オフセット位相同期レーザーアレイによる超短パルス合成の研究
Project/Area Number |
17654077
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Research Category |
Grant-in-Aid for Exploratory Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
原子・分子・量子エレクトロニクス・プラズマ
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
白川 晃 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 助手 (00313429)
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Project Period (FY) |
2005 – 2006
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2006)
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Budget Amount *help |
¥3,300,000 (Direct Cost: ¥3,300,000)
Fiscal Year 2006: ¥1,200,000 (Direct Cost: ¥1,200,000)
Fiscal Year 2005: ¥2,100,000 (Direct Cost: ¥2,100,000)
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Keywords | コヒーレントアレイ / コヒーレントビーム結合 / マルチコアファイバーレーザー / 超短パルスレーザー / Yb添加ダブルクラッドファイバー / オフセット位相同期 / パワースケーリング / 複合共振器 / マルチコアファイバー / Yb添加ファイバーレーザー |
Research Abstract |
1.セラミックヒーター型ファイバーカップラー製造装置を用い,8本のファイバーを同時延伸融着して一次元のファイバーアレイの作製の最適化を行ってきたが,アレイレーザーに十分なアレイ間隔・アレイ長の均質性を得ることが困難であった。代わりにマルチコアYb添ファイバーの研究を開始し,Talbot共振器構造により同一波長での位相同期を得ることに成功した。この位相同期のメカニズムを究明中であり,今後のオフセット位相同期の実現へと繋げたい。 2.Yb添加ファイバーレーザーの位相同期の基礎研究として,ダブルクラッドファイバーレーザーの全ファイバー系での単一偏光発振法の研究を推進した。Ybで最も長波長である1178nmにおける単一偏光化に成功し,3Wを得た。その第二高調波発生により205mWの榿色光発生を実証した。 3.Yb添加ファイバーレーザーの空間モード制御の基礎研究として,径偏光ファイバーレーザーの研究を行った。バイコニカルプリズムまたはアキシコンを共振器内に配置することで,PER〜4の出力を得ることに成功した。 4.超短パルスファイバーレーザーの別のパワースケーリング法として大モード面積フォトニック結晶ファイバーおよびチャープパルス増幅を用いた超短パルス増幅の研究を推進した。Er : Ybファイバー内で負の非線形位相シフトの発現を明らかにし,メカニズムを究明中である。
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Report
(2 results)
Research Products
(11 results)