Research Project
Grant-in-Aid for Exploratory Research
実験装置の性能向上。センサの開発を行なった。実験室で放電試験を実施し、発生する場の深度依存性を計測した。モデル化の研究を実施した。成果を国内の学会ならびに国際シンポジウムで発表した。具体的には、高水圧中のパルスパワー放電実験を実験室で行なうために、昨年度に製作したチャンバーの組み立て、試験環境整備、不足部品の製作を行い、実験に供する環境を仕上げた。その実験チャンバーを用いて、1000mまでの圧力下において、1kVまでの電圧を放電ギャップに印加して、そのとき発生する弾性波と電磁波、放電電流を、パラメータを変化させて観測した。この結果から、放電現象は2つのステップを介して行われ、弾性波の発生は後者のステップで顕著であることが分かった。また、発生した水中の電磁波の伝播を調べるために、浅海における電磁波伝播特性の計測を行った。放電に関する文献調査を行い、本研究に用いることが出来る理論モデルならびにシミュレーション方式について検討した。これらの結果について、国内外の学会にて発表した。
All 2006
All Journal Article (1 results)
IEE Japan PST-06-72
Pages: 99-102
10019287774